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カラダにいいことをやめてみる~読書記録322~

漢方医の桜井竜生先生の本。

さくらい・りゅうせい 1965年、奈良市生まれ。奈良学園高校を卒業後、国立佐賀医科大学(現・佐賀大学医学部)を卒業。消化器、一般外科を専攻。ケンタッキー州立大学を経て帰国後、北里研究所(現・北里大学)東洋医学総合研究所にて漢方の研究と診療に取り組み、現在女子美術大学非常勤講師。

○○を食べると長生きできる・・・・・・? ××を温めると健康になる・・・・・・?
人は究極の雑種にして、体の状態は常に変化しているのです。それなのに、流行する「健康法」、さらには「現代医学」は、人をあたかも同じ「機械」のようにしか見ていないようです。今日のあなたに合った健康法が、明日以降もあなた合っているとは限りません。自分の体の声を聞くこと、自分という「計測器」の精度を上げることが、本当の長生きの秘訣です。元外科医の漢方医が、「健康法」という病から脱し、本当の意味で健康に生きる方法を伝授します。


桜井竜生医師のことは、大好きな鎌倉・円覚寺管長・横田南嶺老師との対談本で知った。
ワクチン接種やら薬をやたら薦める医師、陰謀論を振りまきながらも保険外診療で儲けまくっている医師などもいて、2020年以降の私は医者不信になっていたのだ。怪我をして化膿しても医者に行かず、高熱が出ても医者に行かず。
桜井竜生先生は色んな面から信頼出来るなと思った。

風邪やインフルエンザは、健康な状態でかかれば問題ないのである。ウイルスが身体に入っても、免疫機能が十分に働いているため。すぐ抗体ができ、症状はほとんど出ないうちに病気が治ってしまう。(本書より)

桜井竜生先生は、奈良市出身ということで、小さな頃から奈良の古寺を廻ったのだそうだ。
奈良の寺は、薬師寺を始め、多くのお寺の本尊は薬師如来だ。昔の人の脅威は病であったのだろう。それで、薬師如来に手を合わせていたのだろう。
現在、科学、医学と発達したが、治らない病気、老化はある。
先生は、サプリメントを不安に効く宗教と位置付けておられる。

巷にあふれる健康法。痩せるヨガの本やら、サプリだの。私もバカなので、ついつい買ってしまう方なのだ。
だが、何冊ダイエットの本を買おうと痩せないのは何故なのか?
そうだ。人間の身体は個人差があるのだと思った。

読んでいて、反省する事が多すぎた。大手の○○製薬だからと安心して買っているダイエットサプリ。辞めよう。痩せないやないかーい。

自分の身体は自分で管理。そのうえで、良い医師に巡り合えたら幸せなのだと思うのであった。



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