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地名の意味を知る 横浜市南区 高野山真言宗西向山乗蓮寺 私の百寺巡礼86

鎌倉時代、承久の乱の頃、北条政子は争いから逃れる為、横浜市南区に身を寄せていた。

その時、住んでいた場所は別の場所だったようだが、水があまりにも良くない。で、井戸を掘らせた所、こちら、今は乗蓮寺となっている地の水が良いと、そこに寺を創建した。
駅にも地名にもなっている井土ヶ谷は、そんな歴史があったのか。

ここの寺にお詣りしてそれを知った。


こちらの乗蓮寺。北条政子が創建したお寺である。

建物自体は、新しくなっており、鎌倉時代を想わせるものではないが、境内にある、北条政子が植えたとされる樹や、政子の井戸から深い歴史を感じるのであった。


余談になるが、井土ヶ谷駅から逆の方に行ったところにも、「政子の井戸」がある。



大河ドラマでは、横浜市はあまり出てこなかったが、こんなにも意義深いのであった。

高野山真言宗西向山乗蓮寺
横浜市南区井土ヶ谷上町33-1
京急線井土ヶ谷駅より徒歩10分

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