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ここが僕たちのホスピス~読書記録195~

1993年、山崎章郎医師による著書。
先生は元は、千葉県にある消化器外科医であったが、1991年、世田谷区にある病院に転職された。
その前年に「病院で死ぬこと」を出版されている。

先生は、1991年、東京都世田谷区にある桜町病院のホスピス病棟に転職された。
それは元はカトリックの精神を持って作られた施設であった。


末期がん患者をそのケアの対象としたホスピスは、1967年イギリスの聖クリストファー・ホスピスから始まった。歴史が浅い。日本では1981年に静岡県に初めて作られた。

こちらの聖隷病院は、元は、衆議院議員でもあった故・長谷川保氏がキリスト教の精神と共に始めたものであった。

日本では、ホスピスの数は少ない。

先生は、外科医として、人の死に多く立ち会う中、患者さんの気持ちを考えられた人だったのだと思う。

現在は、在宅診療をされておられる先生であるが、医師が患者に寄り添う。
その心に感動するのだった。


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