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六社兼務の神職に感謝 横浜市磯子区・港南区を廻る旅

私がその神社を知ったのは、ネットで観た記事だった。
山登りをして辿り着くらしい。


ということで・・・
いざ!森浅間神社に。
横浜市磯子区にあるこちらの神社は、源頼朝公も祀られ、鎌倉幕府にゆかりが深い。


京急線屛風浦駅を降り、環状2号線をロイヤルホストのある方向に向かうこと、2分ほど。臨済宗の林光寺が観える。

その隣に森浅間神社の山車庫があり、道案内があるので、それに従って進むのみだ。



遠くの山に観えるは・・・


森浅間神社の神主は、松本さんというのだが、元衆議院議員の松本純氏と親戚なのだろうか?


参道にある鳥居、下宮を過ぎると、汐汲坂と呼ばれる石段を登る事となる。
約200段とのこと。






キツイ石段を登った先には、澄み渡った自然あふれる世界があった。

リスが沢山いる。全く人を怖れていないのだ。


だが、悲しいかな・・・
おみくじ、御守り、御朱印を扱っているのだが、人がいないのだ。
管理人さん募集とあった。


残念無念!
だが、しかあし!!
ここまで来たのだ。
神社の庭でくつろいでいた男性に聴いてみると・・・
ここの神主さんは、幾つも掛け持ちをしていて大変忙しいと。
で、普段は、下にある神社付属幼稚園にいるから、平日の昼間に幼稚園を訪ねたらいいよ、と。
感謝。

幼児園とあるが、保育園との事であった。

森浅間神社の境内に散歩に行くようだ。あの石段を登るのか。素晴らしい。

ということで、こちらの保育園に電話をかけ、御朱印帳を預けに出かけたのだった。

電話で言われたのは、神職は横浜市港南区の6つの神社を兼職しているとのこと。
1、森浅間神社
2、若宮御霊神社
3、鹿島神社
4、青木神社
5、天照大神
6、野庭神明社
である。

御朱印帳を預け、6つの御朱印を頂いた。感謝。

尚、神職は女性の方だ。


若宮御霊神社は、令和4年12月25日に参拝している。
小さな神社だったが、地域の人たちが大切にしている様子が窺えた。


残りの4つは、住宅街の中、バスなどの行き方を探すのも大変そうで、自転車で2月25日に廻った。御朱印の日付と違っているのをお許し願いたい。


まずは、自転車で鎌倉街道から上大岡駅に。
青木神社は、上大岡駅を大岡川の方に曲がると、すぐ、大岡川ぞいにある。


大岡川の横にあり、川の氾濫から守られる為に祈る目的の神社なのであろうか?
そんな風にも思ったのだが、こんな記事を見つけた。


上大岡駅に戻り、鹿嶋神社へと向かう。
鹿嶋神社は、上大岡駅から線路沿いに杉田方向に向かうとある。
上大岡駅周辺は、ショッピングモールや百貨店もありと賑やかな中、この神社の静けさが有難かった。


森浅間神社では募集されていたが、こちらでも、管理人さんを頼んでおられるような。そんな感じであった。

寒桜が静かに咲いていた。(令和5年2月25日)

喧騒を 忘れ見上ぐる 寒桜

そして、笹下川を渡り、天照大神に。
事前に下調べした道(橋)が工事中で迂回することに。
ということで、少し住宅街を迷いながらも、スマホのGoogleマップに頼り、辿り着いたのが、天照大神であった。
住宅街の中にあり、看板がないと神社があるとはわからない。

かなりの急な石段を登る。

社務所には暖房器具が見え、裏に洗濯物が干してあった。
森浅間神社のように、管理人さんを頼んでいるのであろう。

御朱印に「松本城」とあるが、ここの神社。元々は、城があったのだ。
城跡に建つ神社なのである。


さあ、いよいよ最後の1つ、野庭神明社だ。
こちらは住宅街というよりも、野庭団地という、戦後に横浜市が開発した大きな賃貸住宅の中にあり、やはり見つけるのに手間取ってしまった。

平成の記念植樹の梅。35歳だ。

梅の香や 民と天皇 結びしや

現在の社殿は、昭和五十年代、野庭団地造成に伴い、現在地に移され、横浜市住宅供給公社の手で、再建されたものである。

ということで、全て廻り。
100%に充電して行った我が愛する電動アシスト自転車の残りバッテリーは帰宅時は40%となっていた。

愉しいひと時であった。



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