見出し画像

桜館さん@池上(大田区)

この前出かけた先の本屋さんで、銭湯の本を見つけて、
そちらで紹介されていた、池上の桜館さんに
行ってきました。

入り口の両脇に、ソメイヨシノではない
何かの桜が植えてあって、もう少し早くきたら
満開できれいだったんだろうなーと思いつつ、
今回もよかったところをメインに感想を書いていきます。

1. サウナ100円

入浴料520円にたったのプラス100円でサウナに入れます。
サウナ用のタオルも付いてきます。
サウナの鍵はないし、タオルがもらえるだけなので、
完全に自主申告制だと思いますが、
日本のそういう感覚ってすごいなぁと改めて感じる。

ちなみに、後述しますが、半月ごとに浴室が入れ替わるそうで、
もう一つの浴室の方は、スチームサウナもあるみたいです。
いずれのサウナもドライサウナは有料で、
スチームサウナは無料だそうです。

広くて奥行きのあるサウナでしたが、
地元の方もかなり利用してるようで混んでました。
テレビが付いており、通常のサウナの段のほか、
テレビの前にも1人2人座れる場所があったのが印象的。

基本的によかったのだけれど、
自分的にちょっと考えることがあったので
書き出しておくと、たぶん地元の方がけっこうずっと
おしゃべりしていて。
2回目に入ったときに、それを注意された方がいて、
私としては静かに入ってたいので心の中で
「言いづらいだろうにありがとう…」
という気持ちでいたのですが、
3回目に入った時にも、同じ方か別の方か分からないけど
やっぱりまたおしゃべりをしていて。
割と地声というか、普通の声の大きさで、
なんとも微妙な気持ちになりました。
私も昔、公共交通機関で話し声を注意されたことがあり、
今でもときどきそのことを思い出して
気をつけよう、と思うのだけれども、
話してる時って思ってるより周りのことが
目に入らないものなんだよなと、
自分への戒め的に感じたのでした。

話の内容は他愛もないことだし、
気になるってことは私もまだまだだなぁと、
どんな環境であっても自分の方に集中できるように
精進したいなぁと思った次第です。
特に私は「人の話し声」に乱されがちな面が強いので、
自分の快不快はスルーせずに丁寧に観察しつつ、
うまいこと取り扱っていきたいなと思いました。

2.黒湯の天然温泉と広めの洗い場

毎月、1〜15日と、16〜末日で、
半月ごとに浴室が入れ替わるそうで、
今回は女湯が「弐の湯」という浴室でした。
こちらは、半露天というか、高い天井沿いの窓が
空いててそこから外気が入ってくる、
という感じでしたが、窓から光が入ってくるので
開放感はありました。
私が行ったのは曇りの日の夕方だったので、
晴れてる日だとまた印象が違いそう。
天然温泉100%ということで、かなり黒いお湯でした。
表面に浮いているのは天然成分です、
みたいな表記があり、内湯に入る時には一度シャワーを
浴びてください、とも書いてありました。

サウナが人気だからか、黒湯のお風呂が空いていたので
何度か入りにいきました。
40℃弱くらいでしたが、もっと熱く感じたかも。
やっぱり静かで空いている場所を選びがちです。

内湯は、電気風呂やジェットバスなど、
普通のお湯でしたが、こちらも普通にのんびりできたので
休み休み入るのによかったです。
洗い場も、後ろとの幅が広めで使いやすかったです。
シャンプーなどはなかったですが、
受付で買えるようです。

壱の湯の温泉は、また雰囲気が違うようなので、
そちらも気になるところです。

3. 水風呂と奥にある椅子

水風呂は、何回か入った時に見た限り、
温度計上多少ムラがありましたが、10℃〜15℃くらい。
内湯とは仕切ってある細長い浴槽で、
その浴槽の奥におやすみできる椅子が2つ置いてありました。
椅子があるのはここだけだったのですが、
細長い水風呂を縦断しなければいけないからか、
全然使ってる人がいなくて、
私はこちらでちょこちょこ休んでました。

戻る時にまた水風呂縦断しなきゃなのですが、
水風呂にも慣れてきたので
躊躇なく入っていけるようになりました。
成長。
水風呂縦断の先におやすみスペースがある、
と言うのが、なんだか斬新でした。



ドライヤーは10円2分と、微調整しやすい価格。
ロッカーも縦長で大きいところがよかったです。
全体的に、昔ながらの銭湯感や、
古くなっているところもありましたが、
町の銭湯はどこもそういう部分あるし
あまり気にならなかったです。

行っても行っても銭湯がある国、日本。
黒湯の温泉銭湯だけでも、まだまだありそうです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?