「第一回 ツーブロックを見る会」活動報告(前編)

皆様お世話になっております。ツーブロック裁判劇です。先日7/29(金)に六本木にて「ツーブロックを見る会」を開催致しましたので、活動を報告させていただきます。

20時東京都六本木Hubにツーブロックを探求せんとする男女数名が集まった。我々が入店した際、すでにツーブロックが一人で店員さん達と話しながらお酒を飲んでいた。通常ツーブロックは群れで行動すると思っていた私は大きな驚きを覚えた。

21時くらいになると気づけば店内は8割方埋まった。やはり北千住や池袋と比べてツーブロ率が高かった。我々の後ろの席に女性二人組が二組居たのだが、私服ツーブロがその二組に時間差でナンパを仕掛けていた。ナンパはどちらも失敗したが、同じ男としてナンパをできる度胸をうらやましく思った。このバイタリティーを仕事で活かして圧倒的な成果を上げてほしい。

宴もたけなわではあったが、六本木のツーブロックをより探求するために我々は店を後にした。しばらく六本木を歩いたが、屈強な黒人男性ばかりでよく刈り上がった活きのいいツーブロックを見つけることはできなかった。

一通り歩いた後、2軒目に薄暗い店内からEDMが流れるお店を選んだ。判断理由は「ツーブロックはEDMが流れているところでナンパをする」という仮説に基づくものである。千円の入場料を支払い、2枚のドリチケと交換する。店内ではDJがEDMを流していた。我々は圧倒された口数はHubに居た時の10分の1になった。中にツーブロックは居なかった。中に居たのは、「海外で活躍するアジア人モデル」みたいなファッションや髪型をした人たちだった。センター分けの男性が多かった。決してイケメンではないと思うが、やたらと自己肯定感が高そうで女性と普通にコミュニケーションを取りEDMを楽しんでいた。
ああいう人たちが本当に「女性と流れでそういう感じ」になるのだと思った。ツーブロックはあくまでも力づくで体の関係まで持ち込むので、流れで体の関係に持ち込むセンター分けにツーブロックは決して敵わないのである。

また、店内には強者男性のトップに君臨する白人男性もいた。白人男性もEDMを楽しんでいた。ツーブロックより格上の存在、爆音のEDM、これらはツーブロックを拒む結界のような役割を果たしていた。
白人男性という「自分より明らかに格上の存在」と音楽に疎いツーブロックが音楽の知識のあるセンター分けを前にしてナンパを成功させる確率は限りなく0なのである。

「ツーブロックは自分が勝てない場所では戦わない」これが彼らの生存戦略なのである。常に高圧的な態度を取りつつも、自分のポジションをしっかりと見極めているあたり、ツーブロックはやはり強かである。




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