「自分たちが作ったモノ」が「売れる瞬間」を知ってるか知らないかで天地の差が出る
誰しも何かを売って生きています。
それが「商品」なのか「サービス」なのかは人それぞれですが。
ただ、世の中には【仕組み】があって、例えば一つの商品を「売る」という単純なことにも多くの人が関わっていて、役割分担を細分化していく中で、
ある意味《光と闇》みたいなものが生まれてきたと私は思っています。
良いとか悪いとかではなく、自然発生的にそれが存在しているということです。
そんな中で、自分たちが作ったモノが売れる瞬間を体験したことがあるでしょうか?
例えば、カウンター越しの寿司屋さんやBARはわかりやすいかもしれませんが、
自分たちが提供する商品を
目の前でユーザーが口にして「おいしい」と言ってくれる。
ごく単純な話かもしれませんし、当たり前のことのように感じるかもしれませんが、こういった当たり前のような体験を知ることのない仕事や立場もたくさんあるんです。
私たちのいるアパレル業界もしかりです。
もちろん販売員として店頭に立っておられる方々は日々お客様とコミュニケーションを取り、一生懸命に販売をしてくれています。
作り手からしてもなくてはならない存在ですよね。
しかし、その作り手はどうなんでしょうか?
たしかに、役割分担としては「売る」というよりも「作る」です。
もしかしたら「売る」ということを知らなくてもいい立場にあるのかもしれません。
それでも私の経験から言えば、
絶対に自分たちの関わった商品が目の前で売れる瞬間は絶対に見た方がいいです。
それはなぜか?
だって、そんなに複雑な仕組みがあったって、たくさんの流通経路を通っていたって、最終的に商品を手に取ってくださるのはエンドユーザーだから。
例えば、BtoBのビジネスモデルの中で納品先が顧客となると、自分たちのお客様は取引先になります。そこに対して誠心誠意仕事をしていくことは当たり前のことです。
でも、その先には必ずエンドユーザーが居るんです。
どうしてもBtoBだと、エンドユーザーが見えず、
手に取ってくれるであろう「誰か」といった風な顧客の顔が不明確にしかイメージできない傾向があります。
これは正直仕方のないことなのかもしれません。
ですが、私はそこに違和感を感じて、自らのブランド、プロダクトはBtoCでエンドユーザーと直接的に関わる機会を設けてきました。
そうすると、特定の誰かではないのかもしれませんが、よりお客様が具体的にイメージできるようになりました。
簡単に言えば、
「だれか」ではなく「あなた」のために作る
という意識に変わってきたんです。
それを経験することで、独自のプロダクトだけではなく、
受注生産のクオリティーも向上してきました。
たぶん、料理とかもそうだと思うんですが、
ただ作って食べるよりも、誰かに美味しいと言ってもらえる料理を作る方がきっと美味しいものができるし、腕も上がっていくと思うんです。
※私は料理ができませんが・・・
だから、顧客を具体的にイメージするためにも、自分たちが作ったモノが売れる瞬間は知っておくべきで、知らない方は成長がないと考えています。
それは、求めないとみることはできません。
機会も廻ってきません。
そんな意識を持ってみるのもいいんじゃないでしょうか。
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