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第5回 痛い以外の症状を英語で表すと?/ 鍼灸師のための必須英語表現

英語総合即戦学校 責任者・講師 鈴木将樹

積聚会通信No.95 2019年10月号 掲載

前回は主訴や痛みを表す表現を紹介しました。今回も引き続き patient の症状を表す表現を見ていきましょう。

痛い以外にもいろいろな症状がありますよね。例えば、どこかがかゆい、ひりひりする、という言葉があります。かゆいは、itchy と言います。ひりひりするは sore です。sore を使った表現としては、他にも sore throat(ひりひりする喉の痛み)や sore muscle(筋肉痛)という言葉もあります。

他には腫れているという場合もありますね。これは swollen という単語を使います。この単語はむくんでいるという意味でも使うので、覚えておくといいと思います。

覚えておいた方がいい表現を他にもあげておくとdizzy、これはめまいがするという意味です。nauseous は吐き気がする、でいずれも形容詞です。体の不調としてはよく聞く言葉ですね。どちらも音が変わっている単語なので声に出して読みながら覚えるといいと思います。dizzy と言いながら、めまいがする感じをイメージしましょう。

熱がある場合は寒気がするかもしれません。これは chilly です。cold でもいいですが、chilly だともっと寒い感じがします。cold は名詞だと風邪という意味もありますね。

全身に倦怠感がある、これもよくある症状ですね。これは sluggish という単語を使います。弱いという意味の weak を使っても体に力が入らない感じが出ます。

今日紹介した言葉は形容詞が多いですが、形容詞の場合は、BE 動詞と使うか feel を使えば文ができます。I am dizzy とするか、I feel dizzy で文ができます。質問の場合は Are you dizzy? または Do you feel dizzy? になります。patient に質問することも多いと思うので、疑問文の作り方も覚えておきたいですね。

次回は、症状を表す表現の続きですが、「肩こり」など名詞を紹介していきます。