見出し画像

1歳保活@わりかし激戦区 のお話

保活が終了した

1歳4月入園。
情報収集をすればするほど、無理かも…と思わされた1歳4月入園保活だったが、無事入園できることになり終了した。
メモがてら、保活についての記録を残しておく。


前提

娘、現在1歳1ヶ月。2022年12月生まれ。
0歳4月の入園は初めから見送る予定だったので、2023年4月は入園の申し込みはしていない。

住んでいるのは割と激戦区と言われる場所。東京都23区内。待機児童数が多い区ランキングを見ていると、過去に何度も1位になっていたような場所。

保育園の選考方法(うちの区の)について

点数制である

全ては点数。点数の大きい人が強い。
全ての申込者を点数順に並べ、点数が上の人から希望順に割り振られる。
点数が同じだった場合は、その中で年収の低い順に有利になる。
年収は、いくらからいくらというブロックに分けられ、年収のブロックも同じ場合には、うちの区に住んでいる居住年数が長い人が有利になる。

申し込み方法

この区は、認可 / 認証 / 小規模 / 保育ママなど、認可外の保育園以外は第10希望までを申込書に記載して、区に提出する。
電子申請も可能なので、申し込み自体はすごく楽。
認可外については各園に直接申し込みをする。

私たちの点数について

フルタイム勤務(夫) 50点
フルタイム勤務(私)50点
育休明けであること  5点  ※ この5点は各家庭で2人とももらうことはできないのでもし2人とも育休明けでも10点はもらえない

合計 : 105点

うちの区は、復帰時点で時短勤務だったとしても、勤務日数が産前と変わらなければフルタイム換算されて 50点もらえる。
私はフルリモートフルフレックスな会社に勤めているので、最初からフルタイムで復帰する予定。

点数を増やしたい場合

稼ぎやすい部分で言うと、認可保育園以外にお金を払って子供を預けながら仕事に復帰した状態で4月入園の申し込み日(11月中旬頃)を迎えること。
認可保育園以外というと、認可外保育園やベビーシッターなどが当てはまる。

この場合の点数は、

フルタイム勤務(夫) 50点
フルタイム勤務(私)50点
お金を払って子を預け仕事をしている状態であること  6点

合計 : 106点

となり、先ほどの点数よりも1点高い。
うちができそうな点数稼ぎはこれくらいだった。(検討はしたが結局無理だった。後述。)

入園希望時期ついて

産休に入る前に思っていたもの

1歳になるまでには仕事復帰しようと考えていたので、0歳4月入園は見送っても0歳の途中入園を考えていた。
1歳を迎える前の秋くらいには入園したいな、と思っていた。

生後半年頃に思っていたもの

ちょうどこの頃から保育園見学を始めた。
どの園も、途中入園できます!という答えは返って来なかった。
どの園も現状0歳児の枠はいっぱいで、もし引っ越しなどで枠があけば…という返事だった。
もしかして、途中入園は厳しい…?というのを知った。実際そうだった。
毎月1日に更新される保育園の空き枠状況を区のサイトに見に行くも、現実的に通える園は全て募集 0 。

認可保育園は諦め、一度認可外保育園に入園し、1歳4月の申し込みで 1点をプラスした状態で戦うことを検討し始めた。

生後7ヶ月頃に思っていたもの

認可外保育園の見学を始めた。
現実的に通えそうな認可外保育園は2つ。
通えそう、というのは距離と費用について。
空き枠あるよ!月15万ね!みたいなところは省いた。

2つの園を見学し、1園はとても良さそうだったので、10月入園の申し込みをした。
空き枠が出たら毎月審議をし、入園者を決めているそうだった。
もう1つの園もとても良さそうだったが、0歳児は週4日しか預けられないということだったので諦め、申し込みをせずに帰った。

とりあえず、申し込みをした認可外から連絡をもらえることを10月まで待ちつつ、連絡が来なければ11月に1歳4月の認可入園を105点で戦おう、と思っていた。

生後11ヶ月頃に思っていたもの

11月になった。
認可外の保育園からの連絡はなかった。
なので、加点のない105点で1歳4月の認可入園を申し込むことになった。

だいたいの家庭の申し込みが105点に集中しているので、加点なしで戦うのは正直怖かった。
しかも第10希望まで出せるのに第6希望までしか書いていない。

認可保育園の申し込みは、4月だけでなく、11月分から出してはいたが枠が0から増えることはなかったので、職場に1歳4月入園が一番可能性が高いことを伝え、育休を半年延長した。

最終的に

2024年1月23日に4月入園分の調整結果発表が区から送られてくる予定で、その日をそわそわして迎えた。
18時ごろに区からメールが来ると案内があったが、その連絡より先に内定先の保育園から電話があった。
ちょうど知人と会っていたので、その場では電話には出ず、知人と別れた後に折り返して、内定したことを聞けた。

入園が決まった。
一番最初に予定していた、秋頃(生後10ヶ月頃)から半年経った4月の入園になった。

保育園見学で気にしたこと

見学したが申し込みしなかった園について

第10希望まで書けるのに第6希望までしか書かなかった訳だけど、認可保育園の見学自体は9園行った。
省いた3園は、

  • 施設の綺麗さ(どこでも舐める子供を安心してお任せできるか)

  • 先生や園児の雰囲気(子供に明るく楽しく接してもらえるか、子供たち楽しそうか)

  • オペレーションの良さ(預ける時にスムーズに預けられそうか)

に不安があってやめた。

あと、よくみんな言っていたけど、なんかここは…と言葉にできない不安を抱えた園はやめておいた方がいいんだと思う。親の勘はきっと当たる。

保育園見学での質問内容

保育園に見学に行くと、だいたいパンフレットをもらい園内を案内してもらう。
その後に質問タイムを取ってもらえるが、パンフレットで確認できなかったらだいたい以下のようなことを質問していた。

### 準備について

- 慣らし保育のスピード感
- 入園までにできるようになっておいたほうがいいこと
   - コップのみ、スプーンやフォークの使用
- おむつの種類と汚れものの持ち帰り有無
- 手作りで準備するものあるか

### 親の関わり方

- 保護者会の有無
- ベビーカー登園でベビーカー預かってもらえるか
- 親有給の日の預かり可否

### 安全

- クラスの先生の人数
   - 1人あたり何人の園児をみるか
- 連絡帳の種類(紙 or アプリ)
- 日中の様子はアプリ/写真等で分かるか
- イベント以外の普通の日の写真は撮ってもらえるか

### 金銭面

- 保育費以外の出費

### 過ごし方

- 外遊びの種類
   - お出かけ、園庭など
- 天気が悪い日の遊び
- お昼寝の時間、お昼寝しない子の対応
- 飲み物の取らせ方(定時?)、何を飲ませるか(お茶or水?)
- 登園、帰りの時間
- ご飯の内容
- 給食のアレルギー対応
- おやつ何食べるか(虫歯リスクありそうなものたくさん食べないといいな)
- お弁当をもたせる頻度

### 臨時対応

- 発熱時の対応
   - お迎えタイミング
   - また通えるようになるタイミング
- 欠席、登園/お迎えの遅刻はいつまでに連絡か
- 看護師がいないが誰が医療的判断を行うか
- 怪我の報告(小さいことでも報告してもらえるか)
- 大きなけがの場合はどの医療機関を受診するか

見学以外で情報収集に使っていたもの

第三者サービス評価のページで各園の評価は見ていた。

あと、 Google の口コミも要チェック。
認可外についてはうちの区は認可外専用の立入検査?みたいなものも実施していて、その結果を区のページで公開していたので、認可外はそのページも見ていた。
区の web ページってなかなか見ることないけど、大切な情報公開してくれてるんだねって保活をして初めて知りました。(ありがとうございます)

保活を終えて

結局特別な加点なしでわりかし激戦区の1歳4月入園がかなった。
第6希望まで書いた中の第3希望の園。
うちの区は、問い合わせをすれば全ての園で自分が何位だったのかを教えてくれる。
参考までに電話して聞いてみたが、6つのうち3つはギリギリで入れたかなという所感だった。
加点なし105点でも、人気園や駅近の園、1歳クラスの募集枠が少ない園(基本的に0歳クラスの人数そのまま持ち上がるので、その分を考慮する必要がある)ばかりに希望を出さなければどこかには引っ掛かるかな…といった感じ。
ただ、105点でギリギリだったので、これより点数が低くなると、激戦と言われる1-2歳の入園はかなり厳しいのではと思った。
また、人気園については105点では厳しそう。
きょうだいがいることによる加点や認可外に預けていることによる加点、そのほかの加点がないと戦えないと感じた。

入りたい人が入りたい時に入りたいところに入園できる世の中になあれ〜と願うばかり。
あと保育士さんのお給料を高くしてほしい。

最初に考えていたよりも仕事復帰は半年遅れたが、産休も入れると1年5ヶ月、こんなに仕事から離れたのは初めてだったが、とても良い経験になった。
子供と過ごす毎日は楽しく(もちろん疲れることもある)、日に日にできることが増えていく子を一日中ずっとみておける幸せはとても大きかった。
保育園に入ったら、こんなにピッタリくっついてお昼寝することも減るんだろうな、毎日あちこちお散歩するのも週末だけか…と寂しくなる気持ちも大きい。

子はこの1年4ヶ月のことなんて一切記憶に残らないんだろうが、私は子のことばかり考えていたこの幸せな1年4ヶ月のことをずっとずっと大切にとっておきたい。

どうか4月からの新しい生活が、娘にとって明るいものになりますように。

ささのは結婚式は2019年の七夕予定で進んでいます。 人生が変わるほどの結婚式をあげるために、サポートを募集しております!