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Power Automate Desktopによる自動化【フォルダ編】

はじめに

Power Automate Desktopの記事、第3弾となります。
よろしければ、前回前々回も見ていただけますと幸いです。

今回は、フォルダ編となります。
フォルダ内のサブフォルダ名を読み込み、日報として書き込むフローとなっております。

また、日付をフォルダ名にすることはありますでしょうか?(例:20210403)
そちらの解決方法も合わせてご紹介いたします。

内容

先にコード中身を公開いたします。
個人的には、どのサイトも「先に全体のコードが見れないか」と思ったりもします(笑)

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図1 全体のプログラム

また、実行のイメージは下記動画にてご参照ください。

https://youtu.be/BeVGRnMftoE

解説

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図2 2~14行目

最初のif、elseは、monthが10未満のとき0埋めをする、dayが10未満の時0埋めをする処理となります。

これにより、「20210403」フォルダに対しても、アクセスすることが可能になります。

フォルダ名、ファイル名を上記Today変数にすることで、毎日変動するファイルパスを指定することができます。

変数の設定は下記から追加できます。

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図3 変数の設定

変数名の変更の仕方は、変数をクリックしていただければ編集可能となります。

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図4 変数名の編集について

今回指定したフォルダ名、ファイル名は下記となります。

C:\Users\デスクトップ\note\%CurrentDateTime.Year%年\みんなの日報\%Today%
\しゃけしゃけ_日報_%Today%.txt



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図5 18~27行目

先ほど指定したファイルに日付、名前を書き込んでいます。

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図6 テキストをファイルに書き込みます_1


その後、作業したタスクリストとなる、サブフォルダ名一覧を取得して、
再度書き込んでいます。

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図7 フォルダ内のサブフォルダの一覧を取得


フォルダ名を書き込む際に、%CurrentItem.Name%としていただかないと
フルパスになる点を気を付けていただければと思います。

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図8 テキストをファイルに書き込みます_2


28行目は、書き込んだファイルをメモ帳で開いていただければ終わりです。
不要であれば、生成された変数をオフにしていただくと、メモリの節約につながります。

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図9 アプリケーションを開く


最後に

ネットワークエンジニアだけではないかもしれませんが、
configの作成、ログの採取、プロジェクトフォルダと
毎日色んなフォルダやファイルを作成していることがあります。

その際に、「20210403_config」や「20210403_log」の名前にすることが多々ありまして、みなさんの自動化の参考になればと思いました。


サポートしてくださるお気持ちだけで嬉しいです。