しがない学生の平凡な日常②

こんにちわ!!
前回「しがない学生の平凡な日常①」では自己紹介を少し書きました。
今回も特筆すべきことはないので、自分の学生時代を振り返ってみます。
文章のボリュームがそこそこあったので今回は、大学1年生を振り返ることにします。
建築を目指す高校生がいましたら、ぜひ参考にしてみてください(笑)
お付き合いくださいm(__)m


建築を専攻した理由

 なんで建築を専攻したかというと、ぶっちゃけなんとなくです(笑)自分の高校は2年生あたりから進路希望調査を実施していました。また、模試を受ける際に希望大学を書くこともありました。その時、自分は理系コースに身を置いていたため当然理系学部を専攻するのが当たり前で「理系と言ったら工学部っしょ」ということで、工学部に進学しようとしていました。工学部の学科のことを高校生のなんも知識のない男子学生が偏見で想像してみたら、機械系はロボットで、電子系は精密機器で、都市系はまちづくりで、化学系は難しそうで、情報系は頭よさそう…などと思っていて自分の肌に合わなそうと思っていました。そこで消去法的に余った建築学科に行こうと考えました。志望した際に「そういえば小さい頃大工さんにあこがれていたこと」を思い出し、なんの強い動機もなく建築学科を志望しました。志望したもののもちろん、建築に関して事前に下調べもせず、受験期を迎えそのまま大学入学しました。こんな軽いノリで僕は大学の門をたたくのでした。
建築学科の過酷さを知る由もなく…

大学1年生

 上京したての春。念願の一人暮らしも始まり、新しい環境にワクワクしていた自分。洗濯機も触ったことなく、掃除機もかけたこともなく、料理という料理をしたこともなく、ATMでお金をおろしたこともなく、郵便物を送ったこともなく、クレジットカードはいつ引き落とされるのかもわからなかったけども、すべてのことが新鮮で、目に映るすべてに心が躍っていました。あのキラキラはなんかエモいですね(笑)

普通な前期

 4月1日から大学のガイダンスなどが始まり、生活のすべてを自分でするようになりました。次第に友達もでき、時間を気にせず夜遅くまで遊びました。大学が終わると誰かの家に行き、しょうもないことを話していました。懐かしいですね(笑)

 前期は普通の大学生のように一般教養の講義を履修し、期末テスト前には友達とその場しのぎを勉強をし、単位を取得しました。また、居酒屋のアルバイトも始めました。

 時間はあっという間に過ぎ、なんと2か月もある夏休みに突入。でもお金も全然たまっていなくて、どこかに行くこともあまりありませんでした。ただ授業がなくなっただけの日常の延長戦のようなものでした。バイト、だらだら、たまに遊ぶ(遊ぶといっても遠出は東京に行くぐらい)、だらだらの繰り返しでした。でも、なんもしていないのにめっちゃ楽しかったですね。

めっちゃ大変だった後期

 後期になりついに専門科目の講義の登場。特筆すべき講義は何といっても、製図の講義でした。これがまーしんどくて、これに充てた時間に対する取得単位数があまりに少なかったと思います。正直学生時代の中で一番しんどかったです(笑)

講義概要は
[毎週の課題]→[翌週提出]→[評価をもらう]→[次の課題説明とその練習]
を講義内で行うというものでした。そしてその課題が重すぎたのです!

課題内容は大まかに以下のようなものです。手書きで行います。

  • レタリング練習(文字や数字をきれいにかくこと)

  • 図面の模写(線の太さを一定にすることが重要)

  • 立体的に建築物を表現する(建物の魅力が伝わるか)

  • 模型作成(どこまで本物に近づけるか)

  • プレゼン資料の作成(見やすさとおしゃれさ)

手書きってのがしんどくて、自分は修行だと思っていました。この課題には正解がないので自分の満足いくまでやることができること、製図室と呼ばれる場所が24時間開いていたことの2つが相まってこの課題に多大な時間を費やしました。製図室が24時間開いていたため、行けば友達がいて、自制心が十分に備わっていない自分はすぐに友達と話して課題に集中せず、深夜に帰ったり、提出間際は徹夜をし朝を迎えたりしていました。でも、深夜に製図室だけが光る大学校舎やブラインドに差し込む朝日などはいい景色で、「学生をしている!」と思っていました。振り返れば課題が重くしんどかった分、同じことをしている人たちとは深いつながりを持てた気がします。

 こんな感じでなんとか後期も終わりの期末に差し掛かりました。この時がマジしんどくて、履修単位も多いためテストが多くあり、製図講義の内容も大変ボリューミーになり、加えて建築学生には学年問わず4年生の卒業制作のお手伝いの任務もありました。これは強制参加ではないが、だいたいの人が参加するもので、1人の4年生に平均6人ほどのお手伝いさんが付くというものです。作業量はもちろん提出日に近づくほどに重くなりました。この三重苦によって、効率の悪い自分は、後期終盤は徹夜が当たり前でした(笑)
建築学生ならではの期末期間についてはいつか書いてみようかな

インドにある有名建築家ルコルビジュエ(上野の国立西洋美術館設計した人)設計の邸宅の模型。製図の講義の最終課題で作った。中も作っていて、パカって開いて見れるようになっている。

 期末を乗り切り、春休みに免許合宿に行き、そこで3食しっかり食べていた僕は2週間でしっかり太りました(笑)太った代わりに免許を取得し、より大学生になりました。また春休みはサークルで遊びに行ったり、旅行行ったりして、ダメ大学生に磨きがかかりました(笑)

こんな感じで僕のつらくも楽しい大学1年目は終わりましたとさ。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?