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正解のないものを前に必死にもがく人たちの美しさを感じる漫画。

職場の方に布教されてブルーピリオドという漫画を読んでいます。
ひょんなきっかけから美術の道を志す高校生のお話、今は深夜にアニメもやっているらしい?
現行11巻まで出ている半分を借りて、さきほど読み終えました。

私は漫画を読むのがとんでもなく遅いです。
というか、気分が乗るまで読み始めないのでなかなか手を付けない。
実は、ブルーピリオドだって借り物なのに1週間近くろくに手を付けなかった(ごめんなさい)
Kindleのセールで気になった漫画を買ったのに読んでいないとかざらにある。
ただ、自分の中の何かとぱちっとハマるとめちゃくちゃ早いのです。
自分でもよく読んだなと思うのは、30巻が96時間限定で無料になった時にほぼ3日間で読み切った黒執事でしょうか……。最初はちょっとノリがしんどいなぁと思いながら読み進めていたはずなのに、お話がよくできてて絵も綺麗でキャラも立ってて面白い面白い。気が付いたら最終話でした。そりゃ30巻も続くしアニメにもなるし舞台にもなるわな~って感じ。そういえば最新刊買ってないけど。(今買いました)

で、ブルーピリオドは今日の夕食後に2巻の途中から6巻まで一気読みして今に至ります。
人気があるとは聞いていたけどこれ、現役美大受験生や絵描きが倒れそうなテーマ。
理想と現実、実力、天才、努力 真剣に絵に向き合っている人の苦しさが刺さって辛い。美術ってスポーツなんだな。
私は美術もスポーツもかじってこなかったけれど、人が命をかけて挑んで作り上げてきた物たちの見方が変わりそう。と同時に、登場人物に憧れる。
夢中になれる人って総じてかっこいいです。自分の不甲斐なさに頭をかかえている登場人物たちが眩しい。彼らの着地点を追いたい。

自分で全巻揃えてじっくり読みたいです。
Kindleでばかり本を買うようになった私が、紙で手元に置きたいと思う本でした。

『書く習慣 Day14 これまで夢中になったものやこと』これまでっていうかたった今夢中で読んだ漫画の話になっちゃった!

”作った本人が好きで楽しんで情熱を込めて作ったものってね
それを見た人も楽しくなっちゃうものなんですよ”

うっ……(刺さった)

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