ハロウィン完全攻略法【絶対に「トリック」されないために】
突然ですが皆さん……
ちゃんと、ハロウィンを恐れていますか?
良い返事ですね!
今年も恐怖の恐喝イベント、「ハロウィン」が近づいています。
あまり詳しくない人に説明しておくと「ハロウィン」とは……
子どもたちが「トリック・オア・トリート(お菓子をくれないとイタズラするぞ)」という得しかない強制2択を不特定多数の大人に連発し、まんまと大量のお菓子をせしめることが許可(社会的に黙認)される唯一の日です。
映画の『パージ』みたいなもんですね。
このルールで一番恐ろしいのは、イタズラの内容が指定されていないことです。つまり、子どもたちにどんなイタズラをされても文句は言えません。
「実家に砂1トンを着払いで送りつけられる」くらいは覚悟しておいた方がいいでしょう。子どもは残酷ですからね。
つまり、我々大人が社会的・物理的・精神的に安心してハロウィンを過ごすには、
何としてでも子どもにお菓子を渡し、イタズラにもちこませない
ことが肝要なのです。
本日は、ハロウィンにおいて気をつけるべき子どもたちの戦略を挙げ、それに対しても確実にお菓子を渡すことができる方法を皆さんに伝授していきます!
①連続攻撃
「トリック・オア・トリート」の連発は、子どもサイドの基本戦法になります。
「トリック・オア・トリート」に回数制限はありません。
お菓子をもらっても矢継ぎ早に繰り返すことで、相手の所持お菓子を涸らし、確実にイタズラまでもっていくことができます。
しかし、この連続攻撃にも、有効なお菓子は存在します。
それは……
そう、「抜き身のココアシガレット」です。
ココアシガレットのようなお菓子を抜き身で渡されると、「その場で食べないといけない」という心理がはたらきます。
しかし、ココアシガレットは1本がそこそこ長く、一口でいくと口腔内を傷つけそうな怖さがあります。
なので、自ずと子どもはその場で端からバリボリと食べることになり、その隙に逃げれば連続攻撃をキャンセルすることができるわけです。
ハロウィンはココアシガレットで乗り切れるということがわかりますね。
私はこの対抗策をとるために、ココアシガレットをカートンで買ってます。マジで。
では、次の注意すべき戦略です。
②多人数攻撃
子どもは群れをなす習性があります。
連打を封じたところで、何十人もの子どもに群がられたらジ・エンド。
あなたのお菓子は底を尽き、砂を着払いで受け取らねばなりません。
ですが、この戦法に対する対応は簡単。たくさんのお菓子を用意しておけばいいのです。
え、「たくさんのお菓子を取り出しやすい場所に持っておけるなら苦労しない」?
「もともと持ち歩いている荷物があるんだから、追加で大量のお菓子をバッグにいれる余裕はない」?
安心してください。
これがあれば、そういった問題も全て解決します!
アングラーベスト
釣りの仕掛けや餌を入れておくためのアウトドア用ベストです。
これを着ていれば、手に持つことなく大量のお菓子を肌身離さず所持できます。
私が買ったアングラーベストはライトサイズなのですが、それでも、左右ポケットに13箱ずつ、背中ポケットに40箱で、計66箱のココアシガレットが入るのがわかりました。
ココアシガレット1箱に入ってるシガレットは6本なので、
このベストを着ているだけで、396本のココアシガレットを持ち運ぶことができる計算になります。
子どもは集団の数が増えるほど統率がとりにくい性質があるため、一度に100人以上で襲いかかられることはまずありません。
ベストの中のココアシガレットで十分対応可能と言えるでしょう。
では、気をつけなければいけない最後の戦法のご紹介です。
③寝込みを襲う
古今東西、夜討ちは奇襲の代表格です。
ベストに大量のココアシガレットを備えていたとしても、一度夜襲に成功されればもう子どもたちのペース。
ベッドを囲まれて逃げることも叶わず、ココアシガレットが食い尽くされるのを指を舐めて見ているしかないでしょう。
もちろん、実家に砂は届きます。
しかし、この戦術の対抗策は至って簡単です。
寝ないこと。
これに尽きます。
寝ずに周りの物音に常に気を配り、子どもたちの来訪の際にはすぐに退避しましょう。
一般的に、我々大人は子どもたちよりも体力が多いとされているそうです。寝ずに活動できる時間も我々の方が長ければ、シンプルな走力も我々が上です。隙を見せなければ恐るるに足りませんね。
まとめ
ハロウィンにおける子どもたちの基本戦術とその対抗策の紹介は以上になります。
ただし、ここに書かれていない戦略もたくさんあり、それを一度に防ぐことができる防衛策は存在しません。
各々の大人がしっかりと警戒し、念には念を入れて慎重に行動することが最も重要と言えるでしょう。
皆さんと一緒に11月1日を無事に迎えられることを切に願いつつ、今回は筆を置かせていただきます。
では。
(終)
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