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自己紹介┆はじめてのnote【22新卒、精神疾患を患い身体が資本だと学んだ】

みなさん初めまして、“社会復帰する”と申します。

今回は私の自己紹介をしたいと思います。

私は精神疾患患者です。

主にうつ病とパニック障害を患っており、精神障害者保健福祉手帳2級を所持しております。

他にも、双極性障害、統合失調感情障害、自律神経失調症、複雑性PTSDも併発してしまっている状態です。

強迫性障害ではありませんでしたが、強迫観念もあります。

※強迫観念:強い不安や恐怖、こだわりがあることで、“やりすぎ”ともいえる考えや行動を止めることができないこと。

精神障害者保健福祉手帳2級と言われてもあまり聞き馴染みがないものだと思います。

精神障害者保健福祉手帳とは、いわゆる“障害者手帳”と呼ばれるものです。

※1級〜3級まであり、1級は一番症状が重いです

「そもそも精神疾患者って障害者に入るの?」という疑問も生まれるかと思いますが、、

実は精神疾患も障害者の枠に含まれるんです。

精神障害者保健福祉手帳2級とは、、

厚生労働省によると、“精神障害であって、日常生活が著しい制限を受けるか、又は日常生活に著しい制限を加えることを必要とする程度のもの”と定義されております。

先に定義されている通り、私は日常生活を上手く送れておりません。

私は22新卒なのですが、初めて会社員として入った会社で、1年も経たず精神疾患が再発してしまいました。
(高校1年生時に一度うつ病とパニック障害と診断された)

朝は身体が鉛のように重く、自分の思うように身体が動かなかったり、めまいや吐き気、腹痛、頻脈などに悩まされ、通勤しようとしても電車でパニック発作が起きてしまったり、働くどころか通勤すらできる状態ではなくなってしまいました。

会社の規定上、“休職は1ヶ月間”と決まっていたので、とりあえず1カ月の休職期間を設けていただきました。

新卒ですぐの出来事だったのにも関わらず、対応してくださった会社には感謝しかありません。

しかし、休職して体調がよくなると思いきや、復職日が近づくに連れ緊張や不安で体調は悪化するばかりでした。

復職前に産業医との面談がありましたが、コロナ禍だったこともありオンラインでの面談が行われました。

大丈夫なふりをして産業医の復職許可をいただきましたが、復職するも体調は相変わらず。

正直この選択は誤っていたと思います。

無理をしたことによって、会社に迷惑をかけてしまうという悪循環でした。

結局、復職から3ヶ月も経たないうちに退職以外の選択肢が取れない状況になり、1年半お世話になった会社を退職しました。

せっかく休職期間を設けてもらったにも関わらず、会社への申し訳なさと、自分が情けない気持ちでいっぱいでした。

高校生の頃から社会人直前までアルバイトをしていたので、自分から仕事がなくなる経験がなく、大変ショックが大きかったです。

退職後も、「何とか社会と繋がっていないと」という考えが消えず、精神科の主治医に相談したところ、「就労移行支援を利用してみたらいいのではないか」という提案をしていただきました。

数ヶ月後に利用を開始し始め、今は利用期間が1年経ちました。

就労移行支援は、生涯のうちに2年しか使えない制度なので、1年経った今もまだ体調不良に左右されているという点に不安が募っているところです。

私のこの経験から、みなさんには本当に無理をしてほしくないと心から思っています。

仕事を失うと自信もお金も立場も危うくなると思います。

しかし、“身体が資本”だということを身をもって体感しました。

自分自身が壊れてしまってからでは社会活動はおろか、生活すら送れなくなってしまいます。

倦怠感がある、疲れが取れない、眠れない、寝過ぎてしまう、過食・拒食、イライラするなど、少しでも身体に異変を感じたら、まずはメンタルクリニック(精神科)へ足を運んでみることをお勧めします。

身体を壊さずに済むかもしれません。

精神科というと少しためらいを感じると思いますが、思っている以上に来院患者は至って普通に見えます。

みなさんが少しでも安定した生活が送れるよう願っております。

みなさん、身体が資本です!

今日も1日お疲れ様でした。

長文読んでいただきありがとうございます。

厚生労働省「精神障害者保健福祉手帳の障害等級の判定基準について」,(1995/9/12),https://www.mhlw.go.jp/web/t_doc?dataId=00ta4615&dataType=1&pageNo=1 (2024/9/17閲覧)

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