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西加奈子「わたしに会いたい」

予約したのがようやく来たので読了。
コロナ禍を経て乳がん罹患、カナダでの生活、metoo運動など、本人に起こったことや社会問題になったことをからめた短編集。
政治的、社会的、宗教的な主張を小説に持ち込まれるのは変に影響されそうでなかなか頁が進まない。目を通していても何を伝えたいのかイマイチ分からず、かといって自分の琴線に触れる(今は激怒するみたいな意味になってるらしいね!びっくり)わけでもなく。文字を目が滑るだけで終わってしまった。
何かを生み出すということは、それを心の奥底に届けるということは、とてつもないことなんだなとよくよく思う。

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