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2016/1/29 本屋さんのダイアナ(友達について)
柚月麻子第2段。
痛い人を書かせたら右に出る人はいないと書いたけれども「あまからカルテット」とこれは友情について暖かい気持ちにさせてくれる。
思春期に誰もが通り過ぎる壁の乗り越え方を示してくれていて、川上弘美の「七夜物語」といい、西加奈子の「きりこについて」といい山田詠美の「風葬の教室」といい、思春期の時に出会いたかったな。
その時に気付けたかはさておき、もっと楽に生きられただろうに。
自分の人生は自分で切り開くことが「親にかけられた呪いを解く」ことという言葉が引っ掛かった。
自分の生き方に責任を持つ、人のせいにしない、ということなんだ。