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2021/6/20 少年の名はジルベール(軽い気持ちの詫び状)

どなたかの日記に感想が書いてあって興味を持ったので取り寄せてみた。
竹宮恵子も萩尾望都もあまり絵が好みでないので
読む機会がなかったが、70年代を代表する女性漫画家。
2人の出会い→大泉サロン→その後という内容だが自分が上手くいかなくて、人に嫉妬してそれをまんまぶつけてしまった、ということがほんの軽い気持ち、描写で綴られていた。
本人は思い出話とお詫びの気持ち、あわよくば旧交を再度温めたいみたいな欲が見えたが、今も活躍する人とのことを書くのは配慮が足りない。
現に出版当初、萩尾望都にも送ったけれどそのまま返送されてきたようだし。

これを受けて萩尾望都が描き下ろした
「一度きりの大泉のはなし」が今年出版。
書評を見ると、どちらも責められない、という内容。
誰しもが一度は抱いたことのある感情でどちらも悪くないことだから。
ということで、こちらも取り寄せ中。
読み比べてみないと正確に判断出来そうにない。

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chiaki2021年6月26日11:26

どちらも私は好きな作家さんです。
私も興味があるので、図書館で予約しました。
人気作品のようで、読めるのは数か月先のようですが(^^; 楽しみに待つことにします。

しょこら2021年7月1日20:39

chiakiさん

コメント気付かず失礼しました。
タイプが違うだけでどちらも素晴らしい才能だろうに多様性など存在しない時代だったからこそ起こってしまったような気がします。
「一度きりの〜」の読後は「少年〜」よりもずっと重いだろうな、決して楽しめないだろうなと覚悟しつつ待ちます。いつになることやら‥。

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