車検証の住所変更(変更登録)をOSSでやってみたら、無間地獄だった

このnoteは、最後のおまけ以外無料です。本編はすべて無料です。

このnoteの目的

自動車保有関係のワンストップサービスは、制度としてシステムとして
問題だらけです。そのため、実際に使った経験を活かして当時の不満をぶちまけて供養する、ではなくシステムとして多数の落とし穴について注意喚起を行い、今後使われる方の貴重な時間や精神を大事にしていただくことが本noteの目的です。

はじめに

・このnoteの内容は、2023/11/17現在の情報であり、読者の皆様がこのnoteを見てくださった時点のシステムや制度が、このnoteの内容と異なる場合があります。ご了承ください。システムが改良されてこのnoteが無意味になる日を待ってます。

通常、車検証の住所変更をする場合、
①車庫証明の申請
②車庫証明の受け取り + 陸運局に出頭して変更申請
という感じで、平日に2日時間を作る必要があります。自分の場合、引っ越したので車検証の住所変更が必要になったのですが、仕事が忙しく半休ですら2日も取れない見込みだったところ、
現地に全く行くことなく車検証の住所変更ができるシステムがある、というのを目にしたので、やってみることにしました。自動車保有関係のワンストップサービスというものです。
https://www.oss.mlit.go.jp/portal/index.html

ところが、これが無間地獄の始まりでした。
同じ地獄を味わう方が一人でも減るよう、これから自分のハマった落とし穴を片っ端から列挙していきます。

前提

自分が行ったのは、ナンバープレートに変更がない車検証の住所変更です。所有者の変更や、ナンバーに変更がある申請の場合は本noteの内容が当てはまらない場合があります。

落とし穴0
システムに不備、不親切が多数あるのにヘルプデスクの電話は有料、メール窓口(改善の要望受付)なし

今回の申請で通算1時間ぐらい電話しました。有料です。折り返しをお願いしても対応してくれません。

落とし穴1
キャッシュレス決済を使う場合は必ず事前に支払情報を登録しておかないと申請し直しになる

添付画像のようにクレジットカードを使うか?を選ぶところがあるのですが、これを使う場合、必ず事前(申請作業をする前)にクレジットカードの登録が必要になります。事前にやっておかないと、すべてを入力し終わって申請が完了しても、状況照会のところで下記のようになり先に進めません。やり直しです。申請前にシステムで止めろ。

このシステムがやばいのは、
・この状態で止まっていてもシステムからは教えてくれない
・「決済情報の登録をしてください」と記載されているが、この後に決済情報(クレカ)の登録をしてもこの申請自体は続きから実施できない。申請しなおし。だったらそう書け。そもそも後出し登録できるようにしろ。
1日半ぐらい登録の反映を待ったのですが動きがないのでヘルプデスクに電話したところ、事前にやっていないと受付すらしてもらえないとのこと。
完全に出鼻くじかれました。
ちなみに、クレジットカード登録しなくてもすべての手続きはネットバンキング等でできるうえ、逆にクレジットカードでは支払いができない手続きもあるので、キャッシュレスはやらない方がいいんじゃないかと思います。なんてシステム。

落とし穴2
陸運局に出頭不要な手続きは限られており、ナンバープレートの変更のない住所変更は出頭が必要である

現在、「車検証の券面の記載事項に変更がある場合は出頭不要」というルールになっています。車検証の住所変更なんだから記載事項に変更するのは当然!ということで、普通の人なら「出頭不要(新車検証は郵送で受け取り)」を選択すると思います。
しかし、自分の場合は最近実装された電子車検証で、このタイプは車検証には住所は記載されていないので、住所変更だけの場合は「車検証の券面の記載事項に変更がない」手続きになるのです。つまり、「出頭が必要(車検証を窓口で受け取り)」を選択する必要があったのです。
このシステムがやばいのはこれからです。
郵送受け取りができない内容でも申請は送信できて、車庫証明の発行までは進むことができる(実際に警察が動くところまで)
・陸運局の出番になって初めて「これは郵送受け取りで対応できない内容です。差し戻します」と言われる
・差し戻したあとシステム上でどういう操作をすればいいのかどこにも書いてない。ヘルプデスクに電話が必要。
・OSSヘルプデスクにきくと「この場合、申請内容の修正(本システム上では補正という)はできないので、申請を取り下げてから、再申請してください」と言われる。やり直し
こんな具合です。ただし、さすがにゼロからやり直しではなく、発行された車庫証明等、差し戻しされた内容を再利用して申請をやり直すことはできます。払ったお金や警察が行った処置は無駄にはならないです。さすがに。
この時、差し戻しになった申請の受付番号や、車庫証明に関する警察内管理番号を控えておく必要があります。申請に伴って都度メールが来るので、これを紛失することはないかとは思います。
とにかく、結局のところ1回は陸運局に行かないといけないという制度設計がゴミ。

落とし穴3
申請を取り下げてから、取り下げた申請の内容が再利用できるまでには1日程度のタイムラグがあり、取り下げた直後に再申請をするとエラーになり受付されない

落とし穴2で、取り下げたあと再申請してください、とヘルプデスクに言われました。普通の人間なら取り下げと再申請を連続して実施すると思います。ダメです。こうなります。

これは、状態としては「取り下げたという情報がシステムにまだ反映されていないので、車庫証明の情報を再利用しようとしてもシステムとしては該当のデータがない扱いになっている」という状態です。
このシステムがやばいのは、
・この状態で待っていても何も進まない
・取り下げた申請がシステムに反映されるまでのタイムラグが存在することがマニュアルに記載されていない。ヘルプデスクも知らない。マジ??
・なので、取り下げたあとは頃合いを見計らって何度か申請をやり直してみる必要がある。やばすぎる。
ちなみに、自分がこの仕様(バグやろこんなん)に気づいた経緯は下記です。
11/13 16時
ヘルプデスク「取り下げて再申請してください」
僕「了解しました。今日やりますね」
取り下げ→再申請を実施
11/13 20時
システム「利用可能なな保管場所証明書がありません」
僕「なんでや・・・」
11/14 8時35分
僕「言われた通りに取り下げて再申請したのにエラー出てます」
ヘルプデスク「取り下げてから再申請しましたか?」
僕「当たり前でしょう」
ヘルプデスク「取り下げた申請の状況照会ページを開いてください。状況の更新日時はどうなっていますか?」
僕「11/14 8:29(この電話の6分前)ですね」
ヘルプデスク「つい先ほど取り下げたわけではないですか?」
僕「そんなわけないでしょう。昨日、取り下げてから再申請しましたよ」
ヘルプデスク「(何かに気づいた様子)取り下げのシステム反映にタイムラグがある可能性がありますが、ヘルプデスクとしてはそのような情報はありません」
僕「取り下げてすぐに再申請してもうまくいかない可能性があると?」
ヘルプデスク「そうなります」
僕「じゃあ反映されたかどうか確かめるために随時再申請しろと?
更新日時だけ見てもそれが再申請できるようになったというエビデンスにもならないわけですし」
ヘルプデスク「そうなります」
僕「・・・」

という感じでした。

結論とまとめ

こんなシステム使うのやめておとなしく現地で書類書くかお金払って士業の人に頼みましょう。絶対利権やろこんなん。クソが
総じて、
・不備のある申請でも送信できてしまう
・不備があった場合にやり直しになるケースが多い
・仕様や制度が一般人の感覚とずれている
 (車検証の住所変更が券面の記載事項に変更に当たらない、など。
 いや書き換えてるやんけ、としか思えない)
このあたりがポイントだと思います。ヘルプデスクの人はどなたもちゃんと回答をくれるので、ヘルプデスクの雇用を生むためにわざとゴミシステムにしてるんじゃないかと思うレベルです。

以上、閲覧ありがとうございました。

おまけの落とし穴

このシステムには、入力内容によっては申請が先に進めなくなる明確なバグが少なくともあと1つ存在します。
その内容については、自分が溶かした時間や精神、このnoteを見て申請が少しでも楽になる人が出た時のために、有料にしたいと思います。お見舞い金と思って買っていただけると大変うれしいです。


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