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【フードデリバリー】出前館がやばいことになっている

どうも!

フーデリジャンキーのやまちゃんです

フードデリバリーをやってて、最近異変を感じませんか?

そう

出前館の単価が明らかに落ちている

その理由としては、いつまでも解消されない大赤字

そこで出前館の出前館の収益構造はこんな感じです

店頭価格750円の商品が売れたとする

間に仲介してる出前館がいるので、販売価格を1000円とする

そのうちお店側の取り分は750円、出前館の取り分は250円

つまり、1000円の注文があったとして、出前館の売り上げは250円

そこから配達員の報酬やら、いろいろ加味していくと、そこから200円が引っ張られて、最終的には出前館の粗利は50円らしいです

つまり、10,000件も配達しても50万円しか粗利が取れない

ということらしいです

こんな収益構造ではなかなか赤字を解消することができない

ここから株価を見てみます

2016年ぐらいからフードデリバリーはこれから伸びるんじゃないかということで、株価が急上昇してます

赤字なのは変わらないはずなんですが株価とは期待で上昇するのです

でも結局、全然赤字解消されないじゃんということで思いっきり下がります

そこにコロナがやってきて、売り上げが急増して株価がまた上昇します

この時も投資家が見ているのは売り上げです

その後、コロナが明けて、投資家はこう考えます

コロナの需要がなくなったら、フードデリバリーは衰退するんじゃないか?

そこから雪崩の急降下です

最高値4200円だった株価も赤字体質がいつまでも改善されないので、どんどん失望売りされていきます

そして、現在の株価は

254円

去年から日経平均は上昇してるにもかかわらず、その間もずっと下がり続けてます

友人にも言ってたんですが、320円の株価を下回ると次は200円まで下がる

なぜ200円なのかと言うと、過去に200円のところで価格の抵抗ラインがあったから

人って何か目標が欲しいんです

その時に、過去にこの価格で値段の上昇が止まったとか下落が止まったとかあるとそこが目標になります

だから、320円の株価は危険水域だ

そこで何回か跳ね返してくれたんですが、結局は突破されて、現在200円に向かって爆進中

株価と売り上げは関係ないんじゃないのと思うかもしれませんが、企業の価値は株価に反映されます

時価総額って聞いたことありますか?

時価総額と株価には、ものすごい密接な関係があって

例えば、株価50円、発行株数10,000株

この時、計算式が

50 × 10,000 = 500,000

これはその企業の時価総額

どんどん下落してるって事は?

その企業には、価値がないとみなされていることなんですね

この時価総額が下がっていくと、銀行からの融資とかも受けにくくなってくる

そこで最初の話に戻ります

資金繰りに厳しくなっている状況だからこそ、配達員の報酬が触っているのではないかと推測されるのです

実際320円の壁をぶち破ってからは、配達報酬が激減してる感覚があります

以前ならそこまで多く飛んでこなかった報酬単価400円の案件もまるで夏場のアリさんのように発生してます

つまり、出前館は本当にピンチなんではないかと推測されるわけです

果たして、ここから出前館の挽回はなるのか

というか挽回してくれないと配達報酬がどんどん下がって、次は配達報酬320円とかになりそう

出前館の株価が復活する日は来るのだろうか?

フードデリバリーをやるものとしては、これは出前館の復活は死活問題であるといえる