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勝てる社長の応援コラム vol.296

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小山昇が斬る! 本日のカン違い

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わが社も有名になり、特に「経営サポート事業部」は、
ある面「コンサルタント事業」になりました。
すると、「コンサルタントになりたい」という若者が、
わが社を受験するようになりました。
先日も、超有名なコンサルタント会社の入社試験を受けて落ちた人が、
わが社に入社しました。

私は、彼に言いました。
「武蔵野に入社したら、10年間は現場(球拾い)ですよ」と。

要するに、現場(=仕事)がわかっていない人には、
指導などできないのです。

私が、いろいろな会社の社長に指導ができるのは、
現場が長いから、そして、いまでも現場で仕事をしているからです。

いつまでも現場にいる人が一番強いし、一番成績を上げやすいのです。

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P.118 №0664(0587) 【下積み】

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いかなるプロも、最初は素人であったことに間違いはない。


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いまの若者は「かっこ良い」ことを求めますが、「かっこ悪い」
ことをしなければ、かっこ良くはなりません。

「企画」や「プランナー」という職種で人材募集をすると、
たくさんの応募があります。「かっこ良い」から。

しかし、モノを売ったこともないのに、プランを作れるでしょうか? 
彼女がいないヤツが、「女の子にモテるデートコース」など作って、
売れますか? 売れないに決まっています。
そんなプラン、おもしろくもなんともない(笑)。

だから、下積み/球拾いをしなければならないのです。

特に、わが社で経営サポート事業部に配属された人達は、
全員!「球拾い」からのスタートです。

経営サポート会員企業の社長さん達が、わが社に一番求めているのは、
「ダメだったものが、どうやって良くなったか」という“プロセス”です。
このプロセスこそが、わが社の商品です。

社員のみなさんは、間違えないで下さい。
私が「仕事ができる」ということは、商品にはなっていないのです。

例えば、環境整備プログラムで、
社員がいくらすごいことを力説してもムダ。
「ダメだった私が、こうしたプロセスを経て良くなった」という話が、
売れるのです。ここを間違えないこと。

「自分がいかにダメだったか/どれくらいひどかったか」と、
言えば言うほど(笑)、商品価値は高くなるのです。
社員はなかなか言うことができませんが、
私は「自分がどうしようもなかった」という事実を、
長年!言い続けています(笑)。

私が行なう「くじ引き」「あみだくじ」「ジャンケン」は、
公平ではありません。こんな不公平はないと、私がはっきり言います(笑)。相手がどのくじを引くか、じゃんけんでは何を出すかを、
わかって勝負しているからです。
勝った場合は、勝たされた。負けも同様です。

私には長い下積みがあります。
下積みがないと、かっこ良く勝てない/プロにはなれないのです。



(ある朝の早朝勉強会にて)

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