勝てる社長の応援コラム vol.296
-----------------
小山昇が斬る! 本日のカン違い
-----------------
わが社も有名になり、特に「経営サポート事業部」は、
ある面「コンサルタント事業」になりました。
すると、「コンサルタントになりたい」という若者が、
わが社を受験するようになりました。
先日も、超有名なコンサルタント会社の入社試験を受けて落ちた人が、
わが社に入社しました。
私は、彼に言いました。
「武蔵野に入社したら、10年間は現場(球拾い)ですよ」と。
要するに、現場(=仕事)がわかっていない人には、
指導などできないのです。
私が、いろいろな会社の社長に指導ができるのは、
現場が長いから、そして、いまでも現場で仕事をしているからです。
いつまでも現場にいる人が一番強いし、一番成績を上げやすいのです。
-------------------
P.118 №0664(0587) 【下積み】
-------------------
いかなるプロも、最初は素人であったことに間違いはない。
■書籍「改訂3版 仕事ができる人の心得」より
CCCメディアハウス刊
書籍購入はこちら
https://amzn.to/2JvawwI
-------------------
いまの若者は「かっこ良い」ことを求めますが、「かっこ悪い」
ことをしなければ、かっこ良くはなりません。
「企画」や「プランナー」という職種で人材募集をすると、
たくさんの応募があります。「かっこ良い」から。
しかし、モノを売ったこともないのに、プランを作れるでしょうか?
彼女がいないヤツが、「女の子にモテるデートコース」など作って、
売れますか? 売れないに決まっています。
そんなプラン、おもしろくもなんともない(笑)。
だから、下積み/球拾いをしなければならないのです。
特に、わが社で経営サポート事業部に配属された人達は、
全員!「球拾い」からのスタートです。
経営サポート会員企業の社長さん達が、わが社に一番求めているのは、
「ダメだったものが、どうやって良くなったか」という“プロセス”です。
このプロセスこそが、わが社の商品です。
社員のみなさんは、間違えないで下さい。
私が「仕事ができる」ということは、商品にはなっていないのです。
例えば、環境整備プログラムで、
社員がいくらすごいことを力説してもムダ。
「ダメだった私が、こうしたプロセスを経て良くなった」という話が、
売れるのです。ここを間違えないこと。
「自分がいかにダメだったか/どれくらいひどかったか」と、
言えば言うほど(笑)、商品価値は高くなるのです。
社員はなかなか言うことができませんが、
私は「自分がどうしようもなかった」という事実を、
長年!言い続けています(笑)。
私が行なう「くじ引き」「あみだくじ」「ジャンケン」は、
公平ではありません。こんな不公平はないと、私がはっきり言います(笑)。相手がどのくじを引くか、じゃんけんでは何を出すかを、
わかって勝負しているからです。
勝った場合は、勝たされた。負けも同様です。
私には長い下積みがあります。
下積みがないと、かっこ良く勝てない/プロにはなれないのです。
(ある朝の早朝勉強会にて)
◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇
最新のコラム、お得なセミナー情報など
経営者視点での経営手腕を定期的に確認できる
勝ち続ける社長の365日
-小山昇のメールマガジン‐はこちらから
<https://bit.ly/30PBmcx>
◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?