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勝てる社長の応援コラム vol.289

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小山昇が斬る! 本日のカン違い

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多くの方が、上司が部下に指導をしたら、
指導した事がそのまま伝わると思っています。
でもそれは、事柄や体験によって、伝わりかたが違います。
ですから、上司が指示したことを、その場で復唱させる。
あるいは、終わった後に確認をしなければ、
部下がきちんと仕事ができているかどうかはわかりません。

仕事がうまくいかない場合の多くは、部下の責任ではなく、
上司のチェックミスです。

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P.72 №402(354) 【業務遂行】

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上司が仕事の指示を正しくする。部下は正しく受ける。
最重要課題は情報をつなげることが上手か下手か。
次に仕事をシステム化し習慣化する。


■書籍「改訂3版 仕事ができる人の心得」より
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ダスキン業務用市場の支店に新人ルートマンが入った場合、
新人には100%の仕事をさせても良いのですが、最初から100%の仕事は
できないので、80%を渡し、残りの20%の仕事は店長が持っている。
新人ができるようになったら、その20%を渡してあげる。
これが、正しい仕事のやらせかたです。
ところが、ダメな店長は、新人が入ってきたら、
どーんとそのまま全部渡すので、何人もの新人を辞めさせました。

仕事は、一挙に与えるのではなく、
その人の実力に合わせて増やして行くのが正しい。
一挙にすべて与えるとパニックになります。

また、重要な情報については、すぐ連絡をしなければいけません。
早朝勉強会で使用しているこの本『仕事ができる人の心得』を執筆
した頃には、ボイスメールとeメールしかありませんでしたが、
いまは「携帯メール」があるのだから、
スマートフォンに送ってあげれば良い。
その際は、“当事者と当事者に関連する人”に送ること。
一人だけに送ってはいけません。

関連する人にも重要情報を送っておけば、○○は、いまこの件に
かかっていて手が空いていないので、他の□□に頼もうか、という
先読みができます。

私は、その情報に関連するのが3人の場合でも、
経営サポートグループ一斉や、幹部全員にメール送信して、
情報をつなげています。

書くことを習慣にするとは、紙に書くことです。
紙がない時は、スマートフォンで自分にeメールを送るのです。
書いておけば、忘れません。

(ある朝の早朝勉強会にて)

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