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自分自身にハッピーでいること

  何ものも期待せず
  何ものも求めない
  あるがままの自分自身にハッピーでいること

 私が初めて1冊の本をまるごと手がけたのはヨガの本でした。
 その本の口絵ページの最初に入れたのが、この言葉でした。
 その『ヨーガ・ブック』の著者、桑原征治先生は「はじめに」でこう書いています。

 この本は、いま、あなたがいるところから、生活を変えていけることを
 アドバイスしたものです。
 自分の手の届くところからはじめてみましょう。
 そうすれば、しなやかな生き方が自然にできていくように私は思います。

その本で取り上げたのは、
第1章 感じるからだと心  精神的な豊かさ
第2章 からだのこと    呼吸はからだと心の架け橋
第3章 女性のからだ    チャクラの秘密
第4章 食べること     心の訓練ヤーマとニヤーマ
第5章 いつも優しく    精神がやすらぐ言葉、マントラ
でした。

 まだインターネットもない時代。単行本にあるとあらゆる情報を詰め込んだ、とっても欲張りな本でした。

 最初に紹介した口絵1ページ目に続く文章は、次のとおりです。

水は、もしかめに注がれればそのかめの形を取る
水には抵抗などというものはない
水は自由だ

雲に意志はない
となると境界はどこにある?
雲はどこまでで、どこから風がはじまる?
風と雲は一体(ひとつ)
雲は風の一部
風は雲の一部
現象自体は一つのもの、分かたれてはいない

からっぽで
自由で
そして自然でありなさい
それをあなたの生の最も根本的な原理にするといい

              *引用『存在の詩』OSHOより


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