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動画から学ぶ➀                  小林りんさんと松山大耕さんの講演

昨日、約5年前の動画を見た。タイトルは「松山大耕・小林りんが語る至極の人生論『道』を創る生き方」。まるで大上段から振り下ろすようなタイトルがついているが、おそらくこのタイトルは主催者側がつけたものだろう。
そんな主催者の思惑?はおかまいなしで、お二人はこれまでのご自身の歩みについて聞かせてくれた。

現在、日本初の全寮制インターナショナルスクールの代表理事を務める小林りんさん。松山大耕さんは臨済宗大本山妙心寺退蔵院の副住職である。でも、肩書に驚く必要はない。りんさんは学校嫌いでカナダ留学したといい、大耕さんはずっと坊主になりたくなかったというフツーの人だった。

大耕さんは「できるということと、やれるということはまったく別物で、アクセルをベタ踏みするような、没頭して入り込む状態を経験したかどうかということが大きいような気がする」と話された。
これを受けてりんさんは、「私はどの仕事もがんばってきたので、たとえれば自分は軽自動車だったと思うけど、でもアクセルはベタ踏みだった。それを周りの人が見ていてご縁が繋がっていったと思う」と続けられた。

また、大耕さんも「これまで自分がやってきたことは、自分がやりたくてやったことばかりではない。ただ、頼まれ仕事を断らないようにしていると、そこからいろいろなことが始まる」のだと。
りんさんは「その瞬間瞬間に自分がどうありたいのか、どう生きたいのか、何をすれば自分がワクワクし、自分を活かすことができるのかに向き合ってきた結果が『道』になっていたという感じかな。」
大耕さんが続ける。
「だから道は設定してできるものではなく、歩いていたら道になっていたということですよね。」
大耕さんは「道と言われて最初に思ったのはアントニオ猪木さんのこの言葉。『この道を行けばどうなるものか。危ぶむなかれ、危ぶめば道はなし。踏み出せばその一足が道となり、その一足が道となる。迷わず行けば、行けばわかるさ、ありがとう』(アントニオ猪木の引退のときの言葉)



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