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コミュニケーションは情報戦!ジョハリの窓で共有共感超快感!って話

自分を開放できているだろうか?盲目になっていないだろうか?秘密を抱えていないだろうか?未知の事柄が残っているんじゃないだろうか?
あなたが知っているあなたを、あの人も知ってくれているとは限らない。窓を開けろ!そこから全てが動き出す!って話。

今回の内容をおもしろおかしくしゃべっております!是非こちらもご覧くださーい!

自己理解の大きな味方!ジョハリの窓!

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画像引用元:StockSnap@Pixabay

ジョハリの窓をご存知でしょうか?ジョハリの窓とは1955年に心理学者により考案された概念で、自己理解や能力開発に効果を発揮すると言われています。
ビジネスシーンでも活用されることがあり、組織やチーム間での相互理解に大いに役立っています。
ジョハリの窓では誰しも4つの窓を持っているとされています。
1.開放の窓
自分も他人も知っている自分
2.盲点の窓
自分は知らないが他人は知っている自分
3.秘密の窓
自分は知っているが他人は知らない自分
4.未知の窓
自分も他人も知らない自分
ジョハリの窓では、開放の窓を広げ、未知の窓を狭めていくことで自分と他者の認識のずれがなくなり、よりよい関係性を築きやすくなると考えられています。
そしてジョハリの窓のメリットはなんといっても他者との認識のズレを認識できること!誤解を解消できること!それができれば結構なストレスから解放されるってこと!

いざ実践!ジョハリの窓の具体的なやり方!

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画像引用元:Free-Photos@Pixabay

じゃあどうやって窓を開けていくのでしょうか?やることは至極シンプル!ただ1人ではできません。

Step.1 信頼できる&参加意欲のある人を誘う

まずは信頼できる上に、参加してもいいよといってくれる人を複数人集めましょう!自分を含め最少で2人から行えます!ジョハリの窓では他人から自分がどう見えているのか、自分の自己認識は客観的なものなのか?ということを確認していきます。そのため、自分以外の誰かが必要なのはもちろんですが、信頼できる人であるということが非常に重要です!
初対面の方ではあなたのことをほとんど知らないでしょうし、付き合いがあったとしても信頼できない相手だと、相手の意見を素直に聞くことができないので、あまり効力を発揮しません!
そして自己開示という性質上、決して無理強いをしてはいけません!人間誰しも見せたくない一面もあれば見たくない一面もあります。
無理強いをして参加者にストレスを与えないように気をつけましょう!

Step.2 評価項目をしっかり選定する

1と2は順番が前後しても構いません。評価項目を用意せず、自由に評価する方法もありますが、「明るい」「話上手」など、自己診断でよくあるような評価項目を数十個用意し、選びながら進めていくことが一般的です。全員共通の評価項目から選ぶことによって、自分と他人の認識が合っているのかズレているのかを判断しやすくなります。
項目については集まったメンバーに適したものにするとより良いです。例えばデザインチームで行うのであれば、「創造力がある」「まとめ上手」「仕事が早い」など、チームとして必要であろう項目にすることで、共有しておいた方がいい情報をみんなが認識することがしやすくなります。
また、基本的にネガティブな表現の項目は用意せず、ポジティブな表現にしておくことが推奨されています。「暗い」という項目は用意せず、「明るい」という項目にするという感じです。
いくら信頼できる間柄であろうとも、ネガティブな表現をされると気を悪くしてしまうもの。評価項目一つとっても、表現の仕方に注意を払っておくことで、不必要なすれ違いを阻止することができるかと思います。

Step.3 誰とも相談せずに黙々と評価していく

紙を使ってもいいし、デジタル上でもいいので、集まったメンバーそれぞれの評価をまとめていきます。基本的には用意された評価項目の中から、評価対象である方に該当するものを選んでいくだけです。
他人の評価だけではなく、自分の評価も同様にしていきます。
その際の注意点は、誰とも相談せずに自分1人で決めることです!あくまでもあなたが〇〇さんについて感じる事柄を伝えることが重要であり、みんなで意見をすり合わせる必要はありません。
黙々と粛々と機械のように静かに評価を進めましょう!

Step.4 個人個人の評価を集計して4つの窓に分類する

自分を含めたメンバー全員の評価が終わったら集計して分類します。仮にAさん、Bさん、Cさん、Dさん、という4名で行っていて、まずAさんの窓を見ていくとなった場合は次のように分類します。
Aさんと他の方の1人でも一致した評価項目は【開放の窓】
Aさんは選択していないが他の誰か1人でも選択した項目は【盲目の窓】
Aさん自身しか選択しなかった項目は【秘密の窓】
誰1人選択しなかった項目は【未知の窓】
ここで数点ご注意が!開放の窓と盲目の窓の2つに同様のことが言えるのですが、参加しているメンバーの中でどれほどの人数がその項目を選択したかも大事になってきます。
例えば開放の窓でAさんが選んだ項目をBさんも選んだとします。しかしCさんとDさんが選ばなかったのであれば、Aさんが自身にあると思っているその評価項目は、Bさんには共感してもらえているけどCさんとDさんには伝わっていないということになります。
付き合い方によるものなのか、気の許し具合が影響しているのか、様々な要因は考えられると思いますが、誰か1人と一致したからといって、自己開示が問題なく行えているということにはなりませんのでご注意を!

Step.5 結果を見ながら認識のずれを話し合う

最後に一人一人の結果を見ながら、お互いの認識のずれを確認し合いましょう!
開放の窓にあるものの、参加者の一部が認識していないのであればそれはどうしてなのか?
盲目の窓にあるものは自分では認識できていないことなので、周りの意見に耳を傾けましょう!
秘密の窓にあるものは他の方に現状伝わっていません!伝える必要があるものであれば、この機会にその旨を伝えましょう!
未知の窓にあるものは現状出現していないだけで、今後もしかしたら手に入るかもしれないあなたの可能性そのもの!少しでもいいので今後のために意識してみましょう!
このように話合うことで、家族間やチーム間、友人間や恋人間での認識のずれを浮き彫りにすることができます!
浮き彫りになったらその後は調整!伝えてるつもりが伝わっていなかったことなど全力で話し合えばいいのです!

最強の切り札!信頼の鍵は秘密の窓!

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自己開示のいい方法であり、自分と他者との認識のずれをゴリっと教えてくれるジョハリの窓ですが、この考え方は日常生活の中でも非常に効果を発揮します!その鍵は【秘密の窓】です。
自分は知っているけど他の人は知らない自分。それが秘密の窓です。ここで一旦想像してみてください。自分が認識している自身の秘密の窓を、誰かが気づいてくれていたとしたら。誰もわかってくれていないと思っていた秘密の窓を、あの人がわかってくれていたとしたら。
そんなの信頼度数が爆上がり!こんなに自分のことを見ていてくれた人がいたなんて!と喜びが爆発すること間違いなし!
なので、日常生活の中から相手の秘密の窓を見つけることができれば、信頼関係を築き易くなるのです!
秘密なので当然見つけることは容易ではありませんが、容易に伝わらないことは当の本人も承知済み!だからこそ嬉しいのです!
そのためには相手の行動や言動をしっかりと観察しなければなりません!そんな簡単には窓は覗けないことでしょう!
しかし、もしも相手の秘密の窓にあなたが気付けたとしたら!そこにあるのは信じられないほど強固な信頼の架け橋でしょう!

今回は以上となります。ジョハリの窓は自己開示や能力開発のための優秀なツールであり、日常生活でも応用できる信頼の架け橋なのです!
是非身近な方とお遊び感覚でお試しくださーい!

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