病気も事故も楽しく予防！笑えるおもしろ啓蒙キャンペーン！って話

やればいいのはわかってる。問題があるということもわかっている。それなのに我々はやらないことが多い。考えることを忘れることが多い。ならばきっかけを用意しよう。押し付けがましいものではなく、感心してしまうほどユニークな方法で！って話。

今回の内容をおもしろおかしくしゃべっております！こちらも是非ご覧くださーい！

シートベルトをしたくなる！快適に命を守る優しい報酬！

車に乗る時、シートベルトをした方がいい。そんなことはわかっているけど、後部座席だとどうしても億劫に感じてベルトをしない。このように考えている人は多いのではないでしょうか？
シートベルトをすることで死亡確率が〇〇%下がるから...。不慮の事故で怪我をする確率が〇〇%下がるから...。どれだけシートベルトの重要性を聞かされても、何故かつけることができないシートベルト！我々はなんと愚かな生き物なのか！
そんな事態を打破すべく、ブラジルであるキャンペーンが行われました。タクシー会社に協力を仰ぎ、後部座席でもシートベルトをしてもらうためにある仕掛けを仕込んだのです。それは、
シートベルトを着用することで無料Wi-fiが利用できるようになる！
というものです！天才かよ！
シートベルトをしないと発車しない、乗車料金が上がる、といったようなある種罰をお客さんに与える施策ではなく、シートベルトをしてくれたらWi-fi使っていいよ！というご褒美を与える施策なのです！
正論だろうと一般論だろうと、頭ごなしに言われるとちょっとイラッとしてしまうのが我々人類！ご褒美を上げると言われたら喜んで行動を変えるのが我々愚かな人類！
誰も損をしない上に、思わずクスッとしてしまうような素敵なキャンペーンです！

想像したらもうできない！飲酒運転を絶対防ぐ！

飲酒運転をしてはいけない！そんなことは誰もがわかっているのですが、お酒を飲んで気が大きくなってしまっているからか、飲酒運転をしてしまう人が今でもたくさんいるのが現状です。
じゃあそんなドライバーたちに飲酒運転をやめてもらうためにはどうしたらいいか？わかっているのにやってしまう人たちの行動を変えるにはどうしたらいいのか？
こんな難しい問題にブラジルの広告会社は一つの仮説を立てました！痛みを想像させればいいのではないかと。
そこで国内にあるバーに協力してもらい、ユニークな方法でお客さんたちに注意喚起を行ったのです！それが、
飲酒運転で事故を起こした際に請求されるのであろう金額が記載されたレシートを発行する！
というパンチの効いたもの！レシートには救急車費用、レントゲン費用、車椅子費用、など様々な費用が書かれており、合計金額はとんでもないほど高くなっています！
そして最後に一言！お高くつくから、飲んだら乗るな！最高にクールです！
ダメと分かっていてもやってしまうことは多々ありますが、やってしまったときのリスクを目に見える形で、強烈に教えてくれる辛辣なキャンペーン！想像しちゃったら最後、リスクが頭から離れないことでしょう！

自分は病気になりません！そう思ってるなら一発カモン！

自分は健康優良児！病気になんて絶対ならない！そう思っている方もいるのではないでしょうか？ほんとバカばっかり！
ニュージーランドでは精巣ガンに対する意識改革のためにある試作が行われました。
精巣ガンは20~30代の若い男性に多く発症が見られる病気で、早期発見のためにはセルフチェックが効果的と言われています。
そのためセルフチェックを頻繁に行うことが重要なのですが、どうにもこうにも世の男性陣にことの重大性が伝わっていない。じゃあどうするか？やるしかないのです！
お医者さんにキャン玉（睾丸）をにぎにぎしてもらうしかない！
もうこれしかないんです！だってみんなわかってくれないから！
カーテンで覆われたブースに入り、ズボンとパンツを下げ、手すりをしっかり握ったら準備OK！目の前の小さな穴からお医者さんの腕だけが出てきて、大事な部分をニギニギコリコリされるのです！
というのも、精巣ガンの初期症状としては、睾丸にしこりができたり、腫れたりするので、日常的に触ることで十分セルフチェックが行えるとのこと。
一度お医者さんにくまなくニギニギされることによって、次からは自分1人でしっかりチェックできるようになってもらいたい！という優しさ溢れるキャンペーンです！

今回は以上となります。大事だとはわかっていても、何故か億劫になってしまうことが多い我々人類。そんな我々にユニークな方法できっかけを与えてくれるキャンペーンは、まさに天からの啓示！大事なことは忘れずに生きていきましょー。