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The1975を観た。夢だった。

サマーソニックから一週間が経ちました。前のnoteにも書いた通り、大阪の2日目に行って参りました。

夢のようで夢だった日になりました。

思えば色々あった。マネスキンの後々語られるだろう圧巻のショーを肌で感じたし、日本で敵なしのKing Gnuの貫禄も見せつけられました。
でも、あのヘッドライナーの90分間を目の当たりにして、あの日あのとき自分が舞洲にいる意味を思い出した。

圧巻でした。それはもうとてつもなく。

The 1975、彼らが自分の中で大きな存在になっていることはもちろん分かっていたんだけど知らない間に更に大きくなっていたみたいです。好きとかもうそんな次元じゃないですよね。僕を形成するそのもの。

楽しかった?どうなんだろう。
最後の曲、"Give Yourself A Try"でマッティがマイクを床に叩きつけたあの瞬間、僕の中で何かが終わりました。何か?全て?

「やってみなよ」というメッセージのこの曲への明確なアンサーは手持ちになく、この人生にやり残したことがないような気がしています。

この一週間は抜け殻のような感覚、何をしても楽しくない。ご飯は美味しい、山に登れば気持ちのいい汗をかく、焚火の炎はきれい、なのにすべてが惰性に感じられる。この先、生きてて何かあるんでしょうか。

夜風に打たれながら曇り空を見上げて聴いた"Robbers"イントロのギター。
あれはきっと、多分夢でした。


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