海鞘日記(2024.7.29)
床の上長靴履いて歩くのかニュースは映す浸水の家
一面の茶色い泥という無残テレビ画面に言葉失う
被災地が日常的に増えて行く必要なのでは防災復興省
復興は恐らく被災した人が心豊かに暮らす時成る
今よりも英語に励もう復興をcanalizeする人になるため
遠き日の被災者なりし我は今遠き被災地テレビにて観るか
永遠とおぼゆる時間(とき)を地下に棲み儚き地上の蝉時雨かも
嘘つけば更に重ねる千の嘘正直が楽でも恥ずかしい
思ふ事溢るる時は歌浮かび物を観し日は俳句の浮かぶ
カリュウ
どきりとすガブリエル=デストレの行水
エログロのパリ五輪とや猛暑なり
俳人の梅雨可変長戻り梅雨
この七月梅雨とや言はむ晩夏と言はむ
孟春
山形・秋田の豪雨被害に胸を痛めております。
災害が打ち続き、これでは日本全国被災地になってしまいます。
被災地の惨状を観る度切なくなります。
また、莫大な経済的・社会的損失の大きさに、
将来的にどんな影響が私達の生活に現れるのだろうと不安になります。
一日一日大切に生きていきたいと思います。
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