英語の勉強は感情移入すると良いのだろうか?
どうでもいい前置き
1日1本更新すると更新したときnoteのプログラムが褒めてくれるので、何となく1日1本投稿しようと思っている。
noteに記事を書こうと思い立ったのは、昨年末ぐらいの事で「有料記事を書けば文章を書くだけでお金が入るかもしれないよ」という大変不純な動機からであった。
四柱推命を勉強したことがあるが私の大運は今年の6月21日で切り替わる。10年に一度の運気の変わり目であるその日を1つの契機として生まれ変わった気持ちでnoteに文章を書き始めようと今年の1月からひそかに計画してきた。
そして5月、記事をそろそろ書き始め6月21日の公開日に予約投稿しようと思ったところ、予約投稿機能は有料であるということを知った。
今思えば下書き保存しておけば良かったのだろうが「noteの投稿」ってどんな感じなのだろうと好奇心がわいてきたので文章とも言えない英語のノートを公開した。
noteのページレイアウトがシンプルなので、とても読みやすく素晴らしいなと思った。有料記事は書かないというか現在の私のスキルでは書けないだろう。このnoteでお金を稼ぐとか何とかはずっとずっと先の話であろうと思う。今は細々とでも毎日更新することを目指したい。
好奇心や学習時に感情豊かであることは英語学習に大いに役立つのではないか
私は主として「書く」インプットの方法で英語を学んでいる。
多くの人は「読む・見る」ことで英単語をインプットしている。
たくさんの英語学習成功者が、何回も「見る・読む」学習を提案しておられるが、私にはそのコツがわからなかった。
英語学習成功者の本もいっぱい買って読んだが、その方々の提唱する学習法を100%コピーするのは難しく挫折感ばかり味わっていた。
そんな中ある時気付いたのだが、英語学習を成功させ、人を導くまでになっている方々には共通点がある。それは独自の英語学習methodを確立するまでに4,5年の試行錯誤期間を要していることである。
つまり、英語のコアな知識を獲得するためには、「地味で苦痛な悪戦苦闘」期間を経験することが必要なのではないかと思うようになった。
それからは4,5年の間はひたすら辞書を丸写ししようと肚を決めて英語の勉強を頑張ろうと心に決めた。
1つの単語を覚える(特に動詞)ことは実は大変難しいことであると私は思う。辞書丸写し学習でも記憶の定着は難しかった。そこで1つの単語を丸写しするのでなくsynonymとantonym、派生語を全部丸写しする方針に改めた。勉強の進度はさらに遅くなったが・・・覚えられるようになった。
intensive 集中的な、集約的な
extensive 広範にわたる、広範囲の
execute 処刑する 法的なものを執行する プログラムを実行する
execution 処刑 執行
executive Chief Executive Officer(略してCEO)
regard A as C AをCとみなす
regard じっと見る 尊敬する
respect 尊敬する 尊敬
admire 尊敬する 称賛する
look up to 尊敬する 仰ぎ見る
look down on 見下す 蔑む
despise 蔑む
despite 前置詞 にもかかわらず
sustain 支える かたく 怪我をする
suffer 苦悩・苦痛などを受ける 怪我をする
何も見ないで入力したがこのくらい書けた。
答えをチェックしてみると
executive はexecuteの名詞形で経営陣 行政官 執行権を持つ人
despise 軽蔑する ひどく嫌う
sustain を持続させる 経験する 耐える 支える
suffer 患う 悩む 苦しむ
などが少し違って覚えているだけで、大体単語のイメージは把握できているようだ。
respectはその人物の人柄など内面を尊敬する意味合いが強いのに対して
admireは行動や業績を称賛する意味合いが強い。
look up toは目上の人を尊敬する感じ。
など辞書の記述を読めば「へえ~」と思わず声を上げてしまう。
この「へえ~」という感情が大切なのだと思う。
私はNHKの大河や映画ドラマを観るのが大好きだが、心を動かされたシーンはおぼろげながらでも覚えている。
新選組!での山南副長の切腹シーン。 壬生義士伝での吉村貫一郎が大音声で名乗りを上げ、官軍に一人突っ込んでいくシーン。タイタニックのあのシーン、このシーン。少女漫画君に届けの女子トイレで主人公の黒沼爽子が親友の2人の為に誤解を解こうとしていじめっ子達に立ち向かうシーンなどなど深い印象が残っている場面は結構覚えているものだ。
私は実はどうでもいいことに関する記憶はとても良い方だ。学校での成績は全学年でいえば下の上クラスで理系科目にいたっては赤点ばかり取っていた。しかし世界史だけはわりと成績は良かった。
年号を覚えるのは苦手だが、何が何してこうなって、そうして何がどうなったという風に覚えるのは苦痛を感じない性分である。
例えばヨーロッパ中世の貴族たちは贅沢な食事に欠かせない香辛料をアラビア経由でインドから輸入していたが、オスマン帝国の勃興、版図拡大によって交易がしづらくなっていた。
レコンキスタを成し遂げたスペイン王国と隣国のポルトガルは貿易に活路を見出すべく地中海以外の大西洋・アフリカ沿岸に強い関心を持っていた。
スペイン王の元へあるとき、ジェノバの商人コロンブスが訪れて、
地球が丸いことを説き、大西洋を西へ西へと進めば、アラビアを経ずしてインドに到ることが出来ると言った。コロンブスはスペイン王が彼のスポンサーになり船や船員、必要な物資を提供してくれれば、私がインドへの新航路を発見して見せましょうと熱心に説き伏せた。
果たしてコロンブスは大西洋を渡ってアメリカ大陸に到達した。スペインはこれを奇貨としてアメリカ大陸のインカ帝国、アステカ帝国を滅ぼしアメリカ大陸に巨大な植民地を獲得した。
前後するがポルトガルでもアフリカ沿岸への探検航海が進められた。
そしてバスコダガマが喜望峰周りでインドのカリカットに到達する。
ポルトガルはアフリカ、アジアに植民地を広げていった。
折しもヨーロッパではプロテスタンティズムが勃興し、カソリックの勢力は押され気味であった。カソリックの熱心な信仰国であるポルトガルとスペインはバチカンにとってカソリックの教勢復活の頼みの綱であった。
ヨーロッパを起点として西回りに交易路を確立したのがスペインで、東回りに交易路を確立したのがポルトガルだった。丸い地球では両勢力が地球の裏側で衝突するのは時間の問題である。そこでローマ教皇庁が両者の仲立ちをすることになった。
なんとスペインとポルトガルが地球を真っ二つに分けて支配することをバチカンは認めてしまったのだ。スペインとポルトガルはそれをいいことに世界中に植民地を作っていった。
スペイン王国はなんとポルトガル国王も兼ねることになったので、スペイン王国は「太陽の沈まない国」として歴史上の全盛期を迎える。
スペインの覇権は長くは続かない。内紛の絶えなかった英国が少しずつ力をつけてきたからである。スペインとイギリスはさまざまな件で険悪な関係にあった。イギリスはフランシスドレークという海賊に勅許状を与えスペインの商船への襲撃・略奪を許可した。
スペインは怒り狂って「無敵艦隊」と称された大艦隊をイギリスに派遣する。しかしドレーク提督の巧みな戦術の前に大敗し、以後世界の制海権はイギリスとイギリスの支援を受けて独立を果たしたオランダによって握られスペインとポルトガルは漸く衰えていく。
イギリスはオランダと対立することになり、長きにわたる戦争の末、イギリスが勝ち、世界の7つの海を支配する海軍強国にのし上がるのである。
フランスも植民地獲得競争に加わることになったが、イギリスの圧倒的優位は変わらず、第一次世界大戦、第二次世界大戦でその地位がアメリカに取って代わられるまでは世界の覇権国として長い間君臨し続けてきた。
だから世界のCommon Languageの第一が英語なのである。
とこんな感じでざっくり覚えている。
歴史は一大叙事詩である。感動することもあれば憤りを感ずることもある。
そうすると記憶も定着しやすいと思う。
英語もこんな風に物語風に覚えればよいのではないかと思っていたが、synonym,antonym、派生語を覚える時に「へえ、面白いなあ」「へえ、なるほどなあ」と心から思うと記憶が定着しやすいように思う。
書きたいことは書いたので終わります。
さあ、今日も勉強頑張ろう。
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