【作例あり】2022年、Leica 1年生を終えて
カメラを購入してからあっという間に1年半。Leicaに出会ってもうすぐ1年。このカメラのポテンシャルを活かすために、自分が撮りたい写真もそうでないあまり興味ない写真もひたすらシャッターをきってきた1年。Leicaに出会って変わったことは、
シャッターを切る回数が増えた。レンジファインダーの特性のおかげか、常に変わる被写体の表情や動きを見ながら、無数にあるシャッターチャンスを逃さないように連写することが多くなった。
現像枚数/シャッター枚数の比率が格段に変わった。Leicaが味付けをしてくれるので、後でデータを見たときに良い意味でのサプライズが多くなった。
Lightroomでの編集をほぼしなくなった。いじるのは基本明るさのみ、あとは程よく味付けされたLeicaの色や描写に従うのがベストで現像にかかっていた時間が体感1/5くらいになった。
旅行以外で使う場面が増えた。何を撮影しても良い絵になるという期待感からか、持ち出す機会が増えた。
写真を撮るモチベーションが「綺麗な写真」「映える写真」から変化した。詳しくはこの後に。
というようにたくさんあり、自分の写真ライフの価値観やクオリティ、効率性が大きく変わるきっかけになったと感じます。
この1年を振り返ると、自分の写真の幅を広げるための修行のような感覚も半分ありつつ、自分が何に魅力を感じるのかに気付くことができた貴重な期間だったなあと。当たり前に過ぎて忘れられていくものに意味を与えて残す、被写体や周りの人が今までは気づかなかったその意味に気付くきっかけにできるということが、自分にとっての写真の魅力だと気づきました。
誰でも気軽に、楽に綺麗な写真が撮れる今だからこそ、写真を撮る前後のプロセスも含めて設計されているLeicaはやっぱり素晴らしい。技術や解像度、各種機能という機械的クオリティから逃れて、現実そのものに向き合う=意味を見出すことに集中できるのがこのカメラの一番の魅力なんじゃないかと思います。
というわけで2022年に撮影した写真の中から印象的だったものをいくつか抜粋。本当は人の写真が好きだけど、プライバシーを考慮してそれ以外が中心になってます(一部SONYで撮影したものもあり)。
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