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見習い漫才コンビの日常系コメディー 漫画【かけあうつきひ】の紹介

突然ですが、電車に乗っているとき、窓の外の景色に空想の忍者を走らせて遊んだことはありませんか?
この遊びの面白さが分かる人は、間違いなくこの漫画にはまると思います!

週刊少年サンデーで連載中、福井セイさん作、「かけあうつきひ」をご紹介します。

あらすじ

漫才コンビ「400倍」。養成所に通う二人には、いまだ芸人の仕事はない。築50年、家賃格安のアパートで、ひもじい二人暮らし。
そんな二人が厳しい芸人の世界を、夢に向かって少しずつ突き進んでいく。
お金がなくても笑いは絶えない!夢を追う二人の日常系同居コメディー!!


超ハイテンポなボケに、笑いが止まらない!

ボケ担当の月(つき)は、天性の変人。ツッコミの陽(よう)を笑わせようと、漫才関係なく日常の至る所でボケまくります。
結果、1ページに1つくらいのペースでボケとツッコミが飛び交います。

けど、くどくないんです。絶妙な力加減のボケとテンポの良さが癖になり、ページをめくるたびにくすくすと笑いがこみ上げてきます。


コンビ愛にほっこり

もともと変わり者で、一人でいることが多かった月。その面白さに気づき、お笑いの世界に誘ったのは陽でした。「自分自身は面白い人間ではない」そう思っている陽ですが、月と出会い、彼女の奇妙な行動をツッコんでいると、周りで笑いが起きます。

「日本中に月の面白さを伝えたい!」陽はとても相方思いなんです。
一方月にとって陽は、一番笑わせたい人です。

自分のことを変人と敬遠するのではなく、一緒に楽しんで、ツッコミも入れてくれる陽のことが、単純に好きなんです。なので、漫才中もそうじゃない時も、いかにして陽を笑わせようかといろいろな角度からボケてきます。

そんな二人のコンビ愛を感じるやり取りが、面白いと同時にほっこりします。


二人の夢の続きが気になる!

現在単行本2巻まで発売中で、まだまだ序盤であるこの作品。今のところ全く売れていない二人ですが、今後どういう風に成長していって、有名になっていくかがすごく楽しみです。

これからも二人のペースで突き進んでいく、彼女たちの日常を楽しんでいきたいです。

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