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プラスチック問題を地球1個で考えると?:その1

プラスチック問題は誰のせい?

来月から始まるレジ袋有料化を前に、最近よく話題となっているプラスチック問題。僕もその流れに乗って二つほど記事を書いてみた。今回もプラスチック関連の記事だけど、プラスチック問題そのものを考えたいと思う。

まずは、プラスチック問題は誰のせいか、という事を考えると、答えは一つしかない。私たち人間のせいだ。色々なニュースとか記事を読むと、プラスチックが悪い、というトーンがほぼ占めている。多くの哲学者や思想家の共通の考え方として、「人間は他人のせいにする動物」と言うのが当てはまるでしょう。

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ごみ箱に捨てられたプラスチックの気持ちを考えると:

ある家庭のごみ箱の中(ミニコント風)...
レジ袋A: 生涯一度の仕事は終わり。僕は牛乳に野菜にお肉とか二日分の食料を家まで運んだよ。
レジ袋B: いいなぁ。僕はボールペン1本運んだだけだよ。
レジ袋A:ねぇ知っている。僕たちを作ったのは人間なのに、あいつら僕らのせいにしているんだよ、プラスチックごみ問題を。
レジ袋B:知っているよ。人間ていつも都合よく人のせいにするんだ、まぁ今回は僕たちプラスチックのせいにしているんだよ。自分たちが悪いのに。
レジ袋A:ずるいよね。自分で作っておきながら、使っておきながら。だから地球環境は悪くなる一方なんだ。
レジ袋B:そうだよね。自分たちが変わらないと何も変わらないのにね。
レジ袋A:しかも僕たちを「プラスチック汚染」と呼んでるんだよ。
レジ袋B:僕たちからすると「人間の心が汚染」だよね。

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去年1年間、僕も職業柄、何度かプラスチック廃棄物関連の講演や執筆をさせていただいたので、今回は、プラスチック問題を地球1個で考えてみたいと思います。明日に続く。

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