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3/2 日記

今日は一日中バイトがあった。家から片道1時間弱のイオンの店舗にヘルプ出勤するのは面倒だが、電車の中ではじっくり読書できるし、休憩時間にはフードコートも人がまばらで、のびのび休めるのも気に入っている。

朝8時に起きたが、家でやることもないので、さっさと準備して1時間早く到着し、イオンのフードコートでマックのセットを食べながら読書をして過ごした。
11時から仕事が始まり、今日は19:30に退勤した。土曜日とはいえ、今日は相当忙しくてクタクタになった。

フルタイムで働いた一日は、日記を書くことが、3つの理由から難しい。一つは、肉体的疲労。2つ目は時間の問題、3つめが最も大きい理由で、1日中単調なバイトをしているだけでは、日記になるエピソードがほとんど発生しないのである。
毎日日記が書けるような生活を送ることが理想なのだが、上記の理由によって、実際問題としてなかなか難しいものがある。

書くこともないので、文字数稼ぎに本を紹介してみる。

今は太宰治の「正義と微笑」を読んでいる最中だ。16歳の少年、芹川進の日記として進行する本作。少年らしい未熟さ、青年ならではの清潔さ、子供と大人の間の存在としての、背伸びや精神的もがきがユーモラスに描かれている。
初めの数週間は、意気込んで日記をつけるものの、3日、1週間、2週間。。。と、あっという間に日記を書く間隔が空いていく様は、まさに自分のことで恥ずかしかった。
いや、一つ弁解すると、毎日内容のあることをしっかりとした文章で書くなんて土台無理な話で、6割くらいの力の入れようで継続することが大事なのだ。完全停止は危険だが、小休憩をいくつも挟むことは何ら問題がないと見ている。むしろ、こういった「緩い継続」はスキルと言っても良いかもしれない。自分も是非とも「緩い継続」を身につけたいものだ。


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