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文系未経験Webエンジニア志望の企業の軸について考える

今回は、Webエンジニアのキャリアプランについて考えてみたいと思います。

なお、私は、私立文系未経験23卒のステータス弱者です。

求人をあれこれ見たり、現役エンジニアに話を聞いたり、決算情報を見たりしてこれからどのように動けば自分の市場価値を高められるかということについてある程度定まってきたので、整理しようと思います。

結論

結論、僕のようなステータス弱者は、組織が小さいスタートアップに行くことが最適だと考えました。

最初は、DeNAやmixi、yahoo!などに憧れていましたが、今目指すべき場所ではないと考えています。

いや、そもそも無理だろボケカスという声が聞こえてきますね...

スタートアップを良いと思う理由は以下のようなことがあるからです。

・良質な経験が積める
・優秀な人から教育投資を受けられる
・実務経験1~3年もあれば市場価値が爆上がりする

詳しく見ていきましょう。

良質な経験が積める

組織が小さく一人一人の裁量が大きいので、開発だけでなく、「サービスを育てる」というビジネスの一連経験を積めるだろうと思います。

一方何も考えずに大手企業に行ってしまうと、ただの働きアリさんになってしまいます。大手企業では縦割りの分業化が進み、職種もサーバーサイドならサーバーサイド専門で、フロントならフロントで分業します。

既にエンジニアインターンを2年くらいやっていて、今後どの領域で勝負していくか明確な人の場合はむしろいい環境だと思います。最初からDeNAとかサイバーとか技術投資やばい企業に行けるなら行けやという感じ。

自分の専門も決めかねている、これからエンジニアとして幅広く経験して市場価値を高めたいと考えている私にとって大企業へ行くことの方がリスクだと思いました。

役員クラスから教育投資を受けられる

人数が少なければ、その分手厚く優秀な人から教育を受けられるでしょう。

余談
優秀な人からいかに見てもらえるか?という重要性を長期インターンで身をもって体感しました。初期の頃は代表から直々に教えてもらっていましたが、人が増えると代表が面倒を見切れず、私が後輩を教えるみたいなこともありまして。私は非常にいい経験になりましたが、後輩の立場からすると僕より10倍もすごい代表からビシバシ教わった方が成長できたはずです。
また、人を増やせる=労働集約型でいっちゃえば、使い捨てできるってことじゃないですか。さっき言った働きアリっていうのはこういうことです。

10Lv.の人から教わっても10Lv.までしか成長できない=市場価値を高められないと考えています。

大手にいくと、数名の中の1人になり、そこから教育機会を勝ち取りにいくのは結構億劫だと思います。

実務経験1年~3年もあれば市場価値が爆上がりする

求人を見るとわかりますが、実務3年くらい経験のあるエンジニアはめちゃくちゃ求められています。

3年みっちり修行すると、今は手が届かなかった企業も手が届くようになりそうです。だからこそ駆け出しエンジニアのうちはみっちり経験を積んでおいた方がいいと思いました。

ではどんなスタートアップが良いのか?

「とにかく小さい企業がいい!」と言っているわけではありません。

変な会社に行ってしまうと、TikTokを踊らされる可能性があります。

スタートアップの定義について載せておきます。

スタートアップとは、急成長をする組織のことです。わずか数年間で数千億円の価値評価が付く会社や、数十年で世界を変革するような事業を行おうとしている会社

私は以下の基準でスタートアップを探しています。

・資金調達の具合
・伸びている業界にいること
・収益のコアな部分がプロダクトになっているか

資金調達に成功している=投資家が伸びると納得している・キャッシュを持っているということだと思うので、良いと思います。

また、給料を増やす鉄則は、伸びている業界に身を置くことです。求人を見るとどんな業界が人手が足りないかわかってきます。

若干バイアスがかかってるかも知れませんが、ヘルステックや業務効率化SaaSあたりは伸びてそうな感じはしました。

最後に、収益のコアな部分についても見ています。

例えば、求人メディアを運用する企業では、プロダクトの質よりも求人の掲載や申し込みの方がよっぽど重要です。そういう企業ではエンジニアの立ち位置が低いし、あまり面白くないという話を聞きました。

そうではなく、プロダクトの質を高めれば利用者が増える・継続してくれるといったモデルのサービスを運営する企業へ行くことが大切なのではと思います。そういった企業の場合はエンジニアを大切にしてるので働く環境も整備されていると思います。

最後に

何が言いたいかというと、「雑魚駆け出しエンジニアのうちは、自分の成長にすべてをかけろ」ということです。

そのためには良質な経験・優秀なメンターが必要です。

今は雑魚虫なので、

「この事業すごく面白そう。世界の常識が変わりそうだし、働きたい!」
「福利厚生めっちゃいいやん。ここで働きたい!」
~~~~~~~~~~~1秒後~~~~~~~~~~~~~
「あ、でもスキル足りないから無理ゲーだわ。」

こんなことがよくありますが、経験を積めば、逆にこっちのもんな訳ですよね。

だからこそ爆発的な成長をする企業で経験を積むことが最善だと考えたわけです。


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