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中山道3 戸田橋→大宮宿

▽1991年3月
23歳 30年勤めた会社の入社前に、東海道を歩きました。
▽2021年3月
53歳 30年勤めた会社の退職後に、中山道を歩き始めました。

京都まで一気に歩く、"気力"、"体力"、"時の運"、が無いので、行けるとこまで歩く事を繰り返します。

2021.04.03~04


1.戸田橋

いざ荒川を戸田橋で渡り埼玉県に。
昔は橋がなかったので、渡しが行き来していた、想像しただけで、興奮してきます!

川の中央を通過して我らが埼玉県に突入。
ただいま〜、と言いたくなります。

戸田市といえば、戸田ボート。
迫力のある巨大看板がお出迎え!

新幹線が行き来したり、KRM(川口リバーサイド摩天楼)が望めたりします。

2.戸田市

旧道は土手の下を移動した、住宅地の中にあり、何も案内がないと思ったら、木の温もりが感じらられる案内看板があり、ホッとします。

何よりも嬉しかったのが、迷いそうになった時に、住宅地にあったこの案内標示。六十九次を歩く中で、小さな案内標示ベスト10に入る予感がします。

戸田市にオリンピック通り⁈
そう、前回の東京オリンピックでのボート競技が戸田で行われた際につけたようです。
国体通りも全国あちこちにありますから、オリンピック通りは、あって当然でしょう。

この店、良い名前です。
辛いのかなぁ?

こちら地元の信金、"かわしん"、こと川口信用金庫。何故か私は金融機関みるとシャッター押す習性があるみたい。
金融機関マニアではありません。


3.蕨宿

あっという間に蕨宿、日本一人口密度の高い市区町村。香港みたいな摩天楼があるわけではないのに、昔から不思議です。


しっかりと宿場町を意識してた素晴らしいです。なんと中山道六十九宿場町の絵が、道に貼られてます。
資料館もありましたが、今回はスルー。

うなぎ今井、行列が出来てました。うなぎ屋さんで行列って、なんかリッチな街ですね。

両面焼きそば⁈片面焼きそばもあるのか?
めっちゃ気になる!

調べたら9店舗もありました!

4.蕨宿の歴史的建造物

こんな感じで、商店としては営業してませんが、住居として残っている感じの歴史的建造物が多かったです。
相続が大変で手放してしまう方もいらっしゃるのでしょうね。

さようなら、蕨宿。

5.蕎麦屋の誘惑

さて、外環道をくぐり、さいたま市に南区に入ります。さいたま市は人口が132万人、南区は人口伸びざかりの区です。
私の住んでいるのは更に北上した、高齢化が進むさいたま市浦和区。ホームタウンに帰ってきた気分です。

おっ、TOKYO2020の、のぼりが埼玉県に何故?
一瞬考えてしまいましたが、埼玉県内でも競技が行われる事忘れかけてました。

さいたま市はサッカー、バスケの2競技、川越市などでゴルフ、朝霞市などで射撃が行われます。
観客が来れないのは残念ですが、選手が力を発揮して無事終わりますように。 

お腹が空いてきて、道沿いに蕎麦屋さんが見えてきました。
むむっ、よくみると見慣れた男が?一緒に仕事で苦楽を共にした、竹村さんではありませんか!しかも彼の自宅から200m位の距離。

今朝電話して、お昼でもどう?とお誘いし、タイミングバッチリでの合流。

結局こうなっちゃって、蕎麦屋さんといえば日本酒になり、午後はグダグダの時間を過ごす事になっきゃいます。
竹村さん、楽しかったぁ〜、ありがと〜!
この後は、ふわふわ歩きますので、写真もふわふわです。

昔この辺りで焼き米を売っていたそうです。
焼き米?スーパーハードみたいですが、よくわかりませんので、こちらを参考にしてみてください。なんだか流行りそう! 

今は無き浦和市の看板。良いですよねー、こーゆーの。昔、浦和市に憧れて引っ越したら、その数年後市町村合併でさいたま市になってしまい、ガッカリした事、思い出しました。 

カッコいい家!

なんだなんだ?

大好きなキリンラガービール♡
瓶が1番ですけどね。

いい感じの店。
ふわふわ歩いてたら、浦和の街中にいつの間にか入ってきました。

6.調神社

浦和で初詣といえば、調神社、つきじんじゃと呼びますが、地元ではみんな、「初詣、"つきのみや"行く?」みたいに、"つきのみや"と呼びます。

全国でも珍しい鳥居がない神社、なんでも伊勢神宮への貢物の、初穂を格納していて、出し入れに鳥居が邪魔だったとか。

しかも狛犬ならぬ、狛兎がお出迎えします。
これは、つきと縁がある動物が兎だかららしく、当時考えた方の素敵なセンスに、惚れ惚れします。

あちこちにいて癒されます。 
兎がみんなを守ってくれてます。

能舞台横には、秩父市吉田兎田地区にある、秩父ファーマーズファクトリーからの、ワイン樽が奉納されてました。
兎田どんなとこだろう?行ってみたい!

ちなみに我が家では、食卓で一緒にご飯を食べる珍しい兎を飼ってます。
今朝の光景をお見せします!

ねぇねぇ、もう食べていい?


いただきま〜す!

うん、やはりバナナはうまい。

さて、街道を歩きます。

7.宿場町に無関心な街⁈

浦和は驚くくらい宿場町に興味が無い街なのか⁈目についたのは、中山道中心部の出口入口にあった2つの石碑くらい。
文教都市と言われているけど、街道には予算が使えて無いのかもしれません。
ちなみにこの後訪れた大宮は、私が歩いた限りでは、石碑も何も見つかりませんでした。

後あるのは、この辺で野菜売ってましたよ、と伝えたい、なんの柵もない自由な銅像くらいです。


8.浦和うなこちゃん

アンパンマンの作者やなせたかしさんがデザインした、うなこちゃん。さいたま市の大使に任命されてます。
同じ形で小さなうなこちゃんが25体あるらしく、そのうちの1体が、以前鰻がいたと言われる、別所沼公園に寄贈されたものの、盗難にあい、未だに行方不明の模様。

中山道沿いには2件大きな鰻専門店があります。

9.浦和で1番美味しいお菓子

白露宝(はくろほう)という、焼いた?白いアンコの周りに牛乳みたいな何かでコーティングされた和菓子。全く説明になってませんね。

浦和駅西口ロータリー目の前にあり、日本橋・銀座の三越をはじめ、池袋東武や埼玉県内百貨店で販売してます。

今日も買って帰りました。
美味しい!
子どもの中学校では卒業式に一人一人に配られます。


10.北浦和へ

さぁこの年季の入った浦和橋を渡り、北浦和に入ります。
完全に私の縄張り、なんとなく気が抜けますので、初めて歩く感じの目線で歩きます。

この6本の線路が、東京都内を経由して神奈川県に抜けてく、大動脈。左から、湘南新宿ライン・上野東京ライン・京浜東北線。朝のラッシュアワーは、ジャンジャン電車が走り抜けていきます。

Jリーグ発足当時は、浦和レッズのホーム駒場スタジアムの最寄駅でしたので、こんな感じのモニュメントがありますが、足形の選手が、福田さん岡野さんなどなど、懐かしすぎて泣けてきます。

ちなみに、浦和駅はこんな感じです。さいたまスタジアムでレッズの試合がある日は、浦和駅前からシャトルバスが運行されます。

埼玉県内の銀行が連なってきました。


11.ひぐなび(飲食店情報)

志げる、吉田類が行った店。入ったことありませんが、いつも混んでます。

丸新、焼き鳥をとても丁寧に作っており、美味しい。シャッター覗いたら、みんなで鳥を串に刺して仕込んでました。 

娘娘(にゃんにゃん)、安くて子ども連れにも優しいお店、北浦和界隈のソウルフード。

加乃、丁寧な和食の店、何食べても美味しい。

蘭豆(らんず)、執事のような爺やが珈琲を淹れてくれる、超落ち着く雰囲気。

noble savage、隠れ家的バー、やる気のない感じの面白いマスターがいい感じ。2階で映画を観ることも出来ます。

12.与野駅で自宅にリタイア

さぁ、帰ってきました、もう目をつぶっても帰れます。酔っているので、大宮まで行くはずが、ここでリタイア…。

こちらは1996~2000年まで住んでいたマンション、見事に中山道沿いです。

こちらが与野駅東口。
駅前熱烈中華食堂日高屋、ここでもよく飲みました。

東口の出口真向かいの寿司屋さんが、20年通っている千八寿司。21歳の長男が高校一年生から今もバイトしてます。
美味しいですよ〜!

飲んでしまったので、大宮に行くのは明日の朝にして、家に帰りま〜す。

13.さいたま新都心

補修授業みたいな感じで、昨日行くはずだった大宮まで、雨が降る前に向かいます。
電柱埋設で見晴らし良いですね、前方の欅並木が立派すぎて、ムクドリの大群が押し寄せて、大変なことになってます。

スーパーマンション。
1,400戸分譲、ほぼ5,000人規模のムラですね。
さいたま新都心駅徒歩5分、隣は市役所、ショッピングモールcocoon、しまむら、高速バスターミナル、さいたまスーパーアリーナ、日赤病院、大宮警察署。
条件良すぎで、投資目的の購入もある様子。

今日は引越しラッシュ、朝からトラックが長蛇の列を作ってました、午後はもっと凄そうですね。

ようこそ、さいたま市に!

しまむら本社としまむら最大の店舗がオープン。しまむらは埼玉県内最大の企業。大宮の先の宮原から移転してきました。

カッチョエ〜、さいたま新都心駅。
大好きな駅です!

このビルに延べ9年勤務しました。
30年様々なオフィスで勤務しましたが、このビルがダントツの心地よさでした。
LAタワーと申します。

このカフェは10分100円でセルフでコーヒなどが飲めます。
あいた時間を過ごす空間をと金で買う。使いましたが、いい時間を過ごしている感満載でしたよ。

オリンピックまであと110日、パラリンピックまであと141日、まだピンときませんね〜。

来らっさい、安くて上品で美味しい店、樋口で焼酎ボトル入れました。

かのうや、川魚の仕出し卸が経営する川魚料理屋さん。少し高いだけで、お値段以上の満足が得られます。

14.大宮へ

こちらは武蔵野一ノ宮、氷川神社の表参道一ノ鳥居。日本一の参道の長さと言われ、約2kmあります。
ここの散歩は最高に気持ち良いですよ!
中山道では無いので今回は歩きません。

お米屋さんがなんだか活気があります。
今回あるいて不思議だったのは、お米屋さんが元気にみえました。気のせいかもしれませんが、業務用のニーズが高いのでしょうかね?

中心部に入ってきました、前方の高島屋さんのあたりが本日の補修授業のゴールです。

北関東信越の玄関口だけあって、100m前後に、茨城・栃木・群馬・新潟の第一地銀の支店がありました。
共同支店にした方が良いのになぁと、勝手にリストラ考えてました。

日高屋1号店。
埼玉県民のソールフード、ラーメン日高屋発祥の地。屋号は来来軒から変えてません。時々昼に飲みにきます。

このビルで5年働いてました。
仕事も沢山あり、ジャンジャン残業出来た良い時代で、終わってから、日高屋で飲むビールが最高だったのを想い出しました。

大宮駅東口の待合わせスポット、こりすのトトちゃん。私はここで待合わせした事一度もありません。

じゃじゃ〜ん、本日はここまで。
高島屋さんのあたりに本陣があったそうですが、石碑など何ありません。
浦和と同じで宿場町のこだわりゼロです。

15.おまけ

大宮に残された最後のカオスビル、不思議な地下道を紹介します。上の写真黒い車のすぐ歩道寄りに地下に降りる階段があります。

これです、闇の中を降りていきます。

突き当たりまで歩きます。
飲食店の厨房があったり、レンタルDVD屋さんの荷物置き場があったりします。

突き当たりから振り返るとこんな風景。
何もありませんね。

レンタルDVD屋さんの階段を登ります。

最初の写真の1番左側に出てきます。
空が眩しく感じるぜ!


次回は大宮からスタートします。

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