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できないと思っていたのは自分だけだった

先週、岐阜県関市にある「せきてらす」の
取材記事を紹介しましたが
今日は取材エピソードをご紹介します。

この「せきてらす」の運営を
市から託されているのは
(一社)関観光協会です。

そのオペレーションディレクターの
女性が取材に応対して下さいました。

市内の事業者さんと
イベントの企画を立案、実行する
お仕事をされている方です。

「アイディア出しには苦労するけれど
普段体験できないことを子どもたちに
提供したい」
という思いをお持ちの方でした。

その中で大事にされていることは
実物を見る、触る、実体験する
ということだそうです。

でもそうなると、実施するには
やはり大変なことが沢山あります。

普段体験できないことって
危険とも隣り合わせ。
だって、危険を避けようとするから
普段できなくなるわけですから。

それで最初は
「思い」はあるのに、
「やっぱり無理」と
何度もくじけそうになったそうです。

ご自身もお子さんをお持ちなので
ケガをさせたくない親の気持ちも
分かる。

「できるだろうか?」
「でもやらなきゃ」と
心はいつも揺れていたそうです。

それでも
関係機関や事業者さんと話をし、
実際にイベントをやっていく中で
自信が芽生えてきたとのこと。

「できないと思っていたのは
結局自分だけだったんですよね」
としみじみ言葉にされた姿が
私にはとても印象的でした。

今回のインタビューで
一番心に響いた言葉でした。
だからこの部分はどうしても
書きたかったところでした。

誰にでも「最初」があって
踏み出すのは勇気がいるものです。

「危ないからやらない」ではなく
「どうしたら危なくならないように
できるか?」と
発想を切り替えたというお話は
どの分野でも
どんな人にも共通することだなと
思いました。

それでは、また。

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