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部下を褒める時の中国語とは?

先日、ある受講生の方から
「部下が素晴らしい仕事をした時、中国語でどう褒めてあげたらいいですか?」と質問がきました。


Wechatで気の利いた一言を返信したかったようです。


簡単な一言で返すなら、色々な言い方が有ります。

「すごいね」
「いいね」
「頑張ったね」

等々……。


ちなみに、私が中国で働いていた頃、
私の中国人上司は、Wechatで褒める時、
「很好(いいですね)」の2文字+絵文字
のパターンが多かったです(笑)。


褒める時は、皆が集まった会議の時に、皆の前で……というのが常でした。


さて、「どう褒めたらいいですか?」と聞かれて、私はちょっと戸惑いました。一口に「褒め方」と言っても、色々ありますからね。


その方の部下が、いつもはどんな人で、
どういう努力をして、
どんな仕事で
どう成果を出したのか?


その辺りをもう少し詳しく知りたいなぁと思ったわけです。

最初は、

「すごいね」
「いいね」
「頑張ったね」

といった一言フレーズでいいとしても、
毎回それじゃあ、褒められる側も「また同じだ」と思っちゃいますよね。


そういう決まり文句を覚えて、使えるようになることは大事です。
でも、やっぱりもっと自分の気持ちを伝えられるようになりたいですよね。

「部下を褒める」と言っても、褒め方は色々あります。


直接、「すごいね! おめでとう! これからも期待しているよ!」
と肩を叩くのもあるでしょう。


でもそれ以外に、

「どうしたら、こんないい資料が作れるの? ちょっと教えてよ」
「ITのことだったら、彼に聞いてみるといいよ」
「社長が君のことを、仕事が丁寧だと褒めていたよ」

なんていう感じで、色んな褒め方がありますよね。


だから、私は
「褒め言葉はこのフレーズ」という公式みたいな形で覚えるだけ
という風にはなってほしくないなぁと思っているのです。

もし日本語だったら、相手にどう伝えますか?
もしその部下が日本人だったら、どんな言葉で褒めますか?


「中国語でなんて言いますか?」と質問してきた受講生の方には、そう伝えて、今日本語で「自分の言葉」を書き出してもらっています。


ぜひ、決まり文句だけじゃなく、
自分の思いの詰まったフレーズを身につけていってほしいと思っています。
そして、それはきっと相手の心にも届くはずです。

そんなお手伝いが少しでもできたら……と思っています!


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