【英国滞在備忘録】#08 Week2 パブツアー
8th August (Monday)
8月8日(月)(注:2005年)2週目が始まった。
今日も昼はセンターに行かずに近くの店で済ませた。
ビジネスコースは新たに4人のメンバーを向かえた。
それぞれ企業から派遣されてきているという。
イタリア人の石油関係のナイスガイにドイツからの3人組。ネゴシエーションの練習をしたりして授業はあっという間に終わった。
放課後はおとなしく帰宅した。みんなで魚の入ったポテトグラタン?ホワイトソース?の夕食を食べながら話をした。
9th August (Tuesday)
火曜日の語学学校はいつもの通り。
授業を終えてハウスメイトのMと久しぶりのセンターへ。クライストチャーチの周りを歩いたりして散策した。Mは「OXFORD UNIVERSITY」のTシャツを購入。
今日はインターナショナルディスコの日、ということでソーシャルプログラムのディスコへ3人で行くことにした。
何事も経験だ。
とてもうるさくて、しかも10時前はノーアルコール。
ソファーに腰掛けてぼんやりと過ごす。
10時になったら18歳未満の追い出しが始まった。みんなIDをチェックされる。
運悪くルームメイトのBは何も身分を証明できるものを持っていなかった。そんなこともあって俺らは店を出ることにした。
店を出てパブで1杯だけ飲もうかと、街を歩いているとラトビア人のSに出くわした。活発な女性だ。彼女は誰かを待っているところだという。
そこに登場したのはイタリア人のナイスガイだった。一緒にパブに行こうかという話しにもなったが、俺たちは帰宅することにした。
スーパーでギネス(530ml×4で£5くらい)とプリングルスを購入。
帰宅してBの部屋で家族更生ドキュメンタリー?のような番組を観ながらまったりと過ごした。
10th August (Wednesday)
だんだんと生徒が減っているのか、午前の授業は人数が少なかった。
先週から通い始めたバケットサンドのお店に行くとメンバーズカードをくれた。
授業が終わり、俺は1人でセンターに向かった。本か雑誌を購入したかったからだ。NEWSWEEKを見るとなんと£2.5!
高いって。
定期購読をすればなんと£40だそうだ。
なんてこった。
ってなわけで伸びかかった手が引っ込んでしまった。
かわりに黒のパンツを買えないかとか考えながら行ったことのない方向に通りを歩いた。ショッピングモールのような複合施設があったので覗いてみた。店内はなんとなく倉庫のようで試着室もない。店じまいでもするのだろうか。
30インチのパンツは数が限られていた。でも見つけました。
値札は£19.9。書き直したのは£6。購入価格は£4。
安く黒のパンツをゲットしました。日本から持ってきたズボンも限られていたので助かった。
夕食はインゲンにポテト、鶏肉のクリームソース和え。
今日はソーシャルプログラム、パブツアーの日。TROUTというステイ先の近くにあるパブまでオープンスペースを歩いて行くらしい。
8時過ぎに語学学校を出発して一度道を間違えて9時半に到着した。道すがらスイスから来た女性、Dと話しをしたりした。白髪のショートヘア(男性のスポーツ刈りに近い)がかっこいい素敵な女性だ。
暮れなずんでいく空と水面に映る風景がなんとも言えずきれいだった。
パブはいい感じの店だった。
Carlsberg EXPORTを注文し、川べりで歓談した。
半年いるという日本人、Hに話しかけられた。
もういい歳だろう。30、40?
日本語で話しかけられ戸惑ってしまった。
結構不満があるようで、この語学学校は経営陣が交代してから体質がルーズになったらしい、とか置き引きに気をつけろとか、街で殴られたとか、Oxfordの事情などを話した。
それによるとOxfordはベッドタウンで不動産投機の対象となっていて価格も高騰してきているとのこと。そのために物価も高騰し、定職に就くことができない若者たちがパラサイトシングルになっている、などなど。
帰り道に流れ星を見た。とても星がきれいで空が広い気がする。
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スギヤマが学生時代にイギリスで語学学校やインターン、ストリートで多文化と戯れた記録です。 22歳の青臭い感覚を読み物としてお楽しみいただけ…
英国滞在備忘録 -Oxford編ー
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