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3月4日(木)厚生労働省にて「カンボジア技能実習生強制帰国事件とサプライチェーンへの行動に関する記者会見」を行いました。

◆外国人技能実習生への強制帰国・人権侵害

2016年春、大手食品製造会社「トオカツフーズ」で働いていたカンボジア技能実習生が、夜勤明けの早朝に寮にいたところ、突然、パスポートと在留カードを取り上げられ、強制的に車に押し込められて成田空港へ連行、強制帰国させられました。

彼女らは多額の借金をして日本に来ていましたが、半年で強制帰国させられたため現在借金の返済に苦しみ貧困に追い込まれています。

トオカツフーズは、スターバックスのサンドイッチやファミリーマートのお弁当を作っているサプライチェーンです。トオカツフーズ では、現在も「日本人」労働者と同様の仕事をしているにもかかわらず技能実習生だけ最低賃金で働かせられている、会社資料が十分に翻訳されていないなどの外国人労働者への差別や人権侵害も発生しています。

*事件の記事・動画はこちらをご参照ください。
①外国人実習生の「人権侵害」 スターバックスやファミマの社会的責任とは?
https://news.yahoo.co.jp/byline/konnoharuki/20201126-00209505/

②外国人技能実習生が強制帰国させられる証拠映像

https://www.youtube.com/watch?v=_slZYP9uAsA


◆社会的な課題に取り組むボランティアを募集しています

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現在、外国人労働者数は過去最多の172万4328人に達しています。その一方で、技能実習生をはじめとした外国人労働者への人権侵害の報道は枚挙にいとまがありません。

企業や監理団体などが、時には暴力を用いながら外国人労働者を「強制帰国」させるのは、企業の利益のために彼ら彼女らを従わせるためです。今回はたまたま、オンラインで被害者と繋がることができ問題が浮彫となっていますが、多くの強制帰国させられた外国人労働者は泣き寝入りを強いられています。

私たちは、この問題の責任を果たさせる為にトオカツフーズ や監理団体に対し交渉をしてきましたが、強制帰国を始めとする事実を認めようとはせず不誠実な対応が続いています。

また、スターバックスやファミリーマートへもサプライチェーンで起きた人権侵害について、『ビジネスと人権に関する指導原則』(2011年 国連人権理事会)に基づき社会的責任を果たすように要請をしてきましたが、スターバックスからは昨年11月以降無視され続けており、ファミリーマートからの回答も実効性のあるものではありませんでした。

このような一連の経緯から、事実を世の中に知ってもらう為に今回記者会見を行いました。

会見ではカンボジアとオンラインで繋ぎパスポートと在留カードを取り上げられ強制帰国させられた元技能実習生から、当時の状況や現在の生活などについて報告してもらいました。

今回のアクションは、若者(学生・社会人)のボランティアが中心的に進めています。私たちはこのような差別や人権侵害に対して社会的に闘うボランティアを募集しています。一緒に活動をしてみたいという方は、ぜひ、ご連絡ください。

以下のイベントやアクションも行いますので、ぜひご参加ください。

【今後のイベント予定】
*3月7日(日)『POSSEオンラインアカデミー』
テーマ:技能実習生への人権侵害に「加担する」SDGs企業-労働運動が変えるサプライチェーン 
詳細・申込 https://posseonlineacademy7.peatix.com/

*3月14日(日) 『スタバアクション0314』
店舗前でプラカードを掲げ写真を撮ってSNSで発信!
Twitterデモ開催 #スタバアクション0314



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