新型コロナウイルスに関係する内容の可能性がある記事です。
新型コロナウイルス感染症については、必ず1次情報として 厚生労働省 首相官邸 のウェブサイトなど公的機関で発表されている発生状況やQ&A、相談窓口の情報もご確認ください。※非常時のため、すべての関連記事に本注意書きを一時的に出しています。
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「学生アルバイト・休業補償ホットライン」を開設します!

現在、ブラックバイトユニオンには学生アルバイト(大学生・高校生・専門学校生など)からの相談が数多く寄せられています。特に飲食店で働く学生からの相談が増えています。

「アルバイト先が休業したのに、休業手当を払ってくれない」、「シフトが減らされた」、「給料が下げられた」などの相談が止まらないことから、まだまだコロナ危機の影響は続いていることがわかります。

このような背景から、「学生アルバイト・休業補償ホットライン」を開設することにしました。

この記事ではブラックバイトユニオンに寄せられた相談を紹介し、対処法を簡単に説明します。すでに解決した事例も紹介します。

この記事を読んで「自分も当てはまるかも」と思い、アルバイト先と交渉したい人は「学生アルバイト・休業補償ホットライン」にぜひ連絡してください。

■日時・連絡先(相談無料・秘密厳守)

8月2日(日)13:00〜17:00

電話番号:0120-333-774(通話無料・相談無料・秘密厳守)

※上記以外の時間
TEL:03-6804-7245 (日曜日、13時から17時まで)
Mail:info@blackarbeit-union.com(24時間受け付けています)

※相談を円滑に進めるために、ページ下部のリストにある証拠をできるだけ用意してください!(証拠がなくても相談できます)

■ブラックバイトユニオンに寄せられた相談

コロナ危機でブラックバイトユニオンに寄せられた相談を紹介します。同じような状況にある学生は、ぜひ連絡してください。どれも労働組合でアルバイト先と交渉することによって解決することができます。

ケース1:「アルバイト先が休業したのに、休業手当を払ってくれない」

会社が休業を指示したのに、学生アルバイトに休業手当を支払っていないという相談がとても多く寄せられています。

会社は休業を指示したら休業手当を払わなければいけません。これは学生アルバイトでも同じです。(労働基準法第26条)

会社は法律上の最低ラインとして給料の6割を払うことになっていますが、学生が労働組合に入って会社と交渉することによって全額を求めることができます。政府は雇用調整助成金という制度を設けており、会社が休業補償をすれば、その分の補助を受けられるようになっています。

また、厚生労働省は勤務先で休業手当が支払われなかった人のために、「新型コロナウイルス感染症対応休業支援金・給付金」という制度を設立しました。

もしかしたら、すでにこの制度を使うようにアルバイト先から言われている学生がいるかもしれません。しかし、この制度には欠点もあります。まず、この休業支援金では給料の8割しか支払われません。

参考:国に「見捨てられた」のか? 「不公平」な休業支援に怒りの声

さらに、この制度は中小企業で働く人にしか適用されないので、大手チェーンなどでアルバイトをする学生は「休業支援金」を受け取ることすらできません。

つまり、まずはアルバイト先にしっかりと100%の休業補償を求めることが大事です。

休業補償をアルバイト先に求めていきましょう。

ケース2:「休業補償が6割だけだった」
アルバイト先で休業補償が6割しかされていない、という声も寄せられています。学生アルバイトの多くはシフト制で働くため、実質的には普段の給料の4割にも満たないことがあります。これでは学生が学費や生活費を払えなくなってしまいます。会社は法律上の最低ラインである6割を支払ったので、どんなに学生の生活が苦しくても、それは合法になってしまいます。

また、このケースでは休業手当が支払われているため、「休業支援金」制度の対象にはなりません。

しかし、学生には労働組合に入って賃金の全額を請求するという選択肢が残されています。一緒に100%の休業補償を請求しましょう。

ケース3:「給料を下げられた」

コロナを理由に学生アルバイトの給料を下げてくるアルバイト先もあります。同意なく一方的に賃金を下げることは許されません。もちろん賃金を下げることに合意してはいけません。

アルバイト先にはしっかりと給料を払ってもらいましょう。

ケース4:「自己都合退職」を迫られた
アルバイト先に退職届を書くよう指示された学生もいます。

会社は学生アルバイトに「自己都合退職」をさせ、責任を逃れようとしていると考えられます。

なので、退職届を書いてはいけません。

ブラックバイトチェックシートもぜひ一緒に活用してください。

http://blackarbeit-union.com/cases/check/index.html

■学生アルバイトには労働者としての権利があります

「学生アルバイトだから」といって、アルバイト先が休業手当を支払わないのは違法です。学生アルバイトには労働者としての権利があり、労働者の権利を守る労働法が適用されます。

学生アルバイトが労働者としての権利や労働法を知らないのをいいことに、アルバイト先は権利侵害や違法行為をおこなうことがよくあります。

しかし、労働者が権利をもっていても、権利を行使しなければ簡単に権利が侵害されてしまいます。

■アルバイト先にどうやって求める?

じっとしていても誰かが助けてくれることはありません。それどころか、アルバイト先は学生アルバイトが黙っていたり、泣き寝入りをすることをいいことに、さらに違法行為や権利侵害をおこなうようになります。

つまり、自分の権利を守るためには自分で声をあげるしかないということです。

しかし、学生アルバイトが1人でアルバイト先と交渉するのには限界があります。会社は「アルバイトのくせに」と言い、まともに取り合ってくれないかもしれません。実際にブラックバイトユニオンに寄せられている相談には、自分で交渉をしようとして断られた例も多くあります。

なので、ブラックバイトユニオンなどの労働組合(ユニオン)に入ることによって、集団で企業と交渉をすることができます(企業は交渉を断ることはできません)。

労働組合は様々な職場で働く人たちが自主的に集まって、お互いの労働環境や労働条件を改善する組織です。ブラックバイトユニオンには自分たちの力で労働条件や労働環境を良くしたい仲間が集まっています。

企業との交渉の際には組合の仲間が一緒に闘ってくれます。その代わりに、他のメンバーが企業と交渉する際には、自分も駆けつけて一緒に闘います。

ブラックバイトユニオンは1人からでも、学生でも、アルバイトでも加盟することができます。

ブラックバイトユニオンの組合員がアルバイト先に休業補償を求めています。

■相談前にチェック!

相談を円滑に進めるために(できれば)用意してください:
労働契約書・労働条件通知書(最初に渡されるものです)
就業規則
シフト表
給与明細書
何時に出勤・退勤したのかわかるメモなど
会社とのLineなどでのやり取り
会社からの休業の指示がわかる文書・メッセージ
・・・など。
全部揃っていなくても大丈夫です!

大事なのは休業補償がないか、まずは自分で聞いてみることです。

この際に自分で記録を取っておくと、交渉の際の証拠になります。断られたり、無視されたり、曖昧な回答をされたら、ぜひ相談してください。

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