1月16日 Amazon Flexユニオンを発足し、アマゾンジャパン合同会社に団体交渉を申し入れました!
東北地方で働くAmazon Flexの配送ドライバーが中心となってAmazon Flexユニオン(アマゾンフレックスユニオン)を立ち上げ、契約先のアマゾンジャパン合同会社に団体交渉を申し入れました。
配送ドライバーは現在、荷量は車立て(ブロックに対する報酬、時給)となっており、1ブロックあたりの荷量は貴社のアルゴリズムにより一方的に決められています。時間内に配達完了することが困難な量を割り当てられることもしばしばあり、その結果として配送中のケガや事故が多発し社会問題にもなっています。これらのケガや事故の責任は配送ドライバーがすべて負うこととなっていますが、委託主であり荷量などを決定する貴社もその補償責任を負うべきです。
また、この間、燃料を中心とした物価高騰により配送ドライバーの生活はひっ迫しています。例えば東北エリアでは時間当たりのオファー報酬は約1600円ですが、燃料費や各種保険料などの標準的な経費を差し引くと実質的な手取りは最低賃金を若干上回る程度になり、現状のオファー報酬では生活可能な水準とはいえません。
一方でアマゾンジャパンの2022年(1月~12月)売上高は約3.2兆円(前期比5.7%増)となっており、この間も売上を伸ばし取扱う宅配件数・エリア範囲を拡大しております。こうした利益は現場のドライバーにも還元されるべきです。
そこで私たちはアマゾンジャパンに改善を求めて団体交渉を申し入れました。要求内容は以下の3点です。
Amazon Flexのオファー報酬を全国一律1時間あたり2500円以上に引き上げること
荷量に適正な上限を設けること、及び荷量、オファーの内容そしてアカウント停止など労働条件に関わるアルゴリズムおよびその決定方法を開示すること
すべてのAmazon Flex配送ドライバーを労災保険に加入させる
組合結成に関わったドライバーの一人はこう話しています。
私たちドライバーは日々コツコツと配送技術を磨き、楽しみながら配送をしています。地域の物流を支えている自負もあります。しかし、今の配送システムの下では荷物量をコントロールできない不満、事故・ケガの恐怖、生活不安が常に付きまとい、辞めていくドライバー仲間も多くいます。Amazonはますます物流規模を増やしますが、それならば私たち「デリバリーパートナー」にも相応の利益が還元されるべきではないでしょうか。
今より安全に充実した配送業務をしたいと共感してくださる方は、是非ユニオンに加入して声をあげましょう!
Amazon Flexの配送ドライバーの方は、以下のグーグルフォームやお電話から、ぜひ私たちまでお問い合わせください!
https://forms.gle/7G4pZGhRbDVGK5Wq6
個人事業主ドライバーのための労働相談ホットラインを開催します!
日時:2024年1月21日(日曜日)13時から17時
番号:0120-333-774 <相談無料・秘密厳守>
主催:Amazon Flexユニオン(総合サポートユニオン 物流支部 アマゾンフレックス分会)、総合サポートユニオン
お問い合わせ
総合サポートユニオン
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