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【#ファンケル】ファンケル銀座スクエア前にて、ファンケルの実情をお伝えする宣伝活動を実施しました!

ファンケルグループの製造部門の従業員である労働者のSさんと、私たち総合サポートユニオンは、8月10日(土)ファンケル銀座スクエア前にて、ファンケルの労働問題を訴える宣伝活動を行いました。
 
労働組合が労働環境改善のために行う宣伝行動は、労働組合法の「団体行動権」として認められた正当な権利です。

本記事では、ファンケルの労働問題や当日の様子について、共有します。


⚫️ファンケルの実態

ファンケルの実態については、過去noteはからご覧ください。 

⚫️当日の街宣活動の内容

ファンケルグループの製造部門である「ファンケル美健」で働く労働者のSさんと私たち総合サポートユニオンは、8月10日土曜日17:00〜、銀座5丁目にあるファンケル銀座スクエア前にて、ファンケルの労働問題を訴える街宣活動を行いました。

具体的には、銀座の歩行者天国の時間帯に、ファンケル銀座スクエア店舗前で横断幕を掲げ、マイクを用いてスピーチを行い、チラシを配布しました。

以下、その時のスピーチ文です。
 
私たちは、一人から加入することができる労働組合、総合サポートユニオンです。
私は、ファンケルの製造部門で働く従業員です。本日は、ファンケルユーザーの皆様や社会の皆様に、ファンケルの実情を知っていただくために宣伝行動を行っております。
良い製品と良い労働環境には密接な関係があります。安心で信頼できる製品を提供し続けるために、ファンケルユーザーの皆様や社会全体からのご支援をお願いするために、この宣伝行動を行わせていただいております。

<スピーチ英文>
We are the General Support Union, a labor union that anyone can join individually.
I am an employee working in the manufacturing division of FANCL. 
Today, we are conducting this promotional activity to inform FANCL users and the general public about the true situation at FANCL.
There is a close relationship between good products and working environments.  
To ensure that we can continue to provide safe and reliable products, we are conducting this promotional activity to seek the support of FANCL users and society as a whole.

 

⚫️ファンケル銀座スクエア従業員とのやり取り

ファンケル銀座スクエアで働く従業員の方々からご質問等がありましたが、事の経緯を一通り説明し、私たちの団体行動権に理解を示し、ビラの内容をファンケル美健に伝えることを約束してくださいました。
さらに「店舗で販売している製品は、ファンケル美健の製品で成り立っている」とおっしゃり、私たちの労働問題に興味を示してくださいました。

⚫️Sさんの想い、今後は

これまで3年間は、団体交渉のみで会社の改善が図られると信じ、表立った社会発信等はあえて、控え、ファンケルの自浄作用による改善を期待しておりましたが、やはり企業体質というものはそう簡単に変わるものではないと実感しました。
 
前回の街宣行動は、ファンケルの定期株主総会会場の横浜アリーナ付近で実施し、多くの応援のお言葉、賛同をいただきました。作成したチラシは、株主の方々を始め一般の方々合わせて約1500名の人々に受け取っていただけました。
 
今回はファンケル銀座スクエア前で行った街宣行動は、銀座の歩行者天国の時間帯に実施しファンケルユーザーは勿論、一般の人々、海外の人々にも知っていただけるように、日本語と英語によるスピーチも行いました。

スピーチに足を止め聞いて下さった海外の方々、日本人の方々も非常に多く、写真撮影や動画撮影をしてくださったっていた方々もかなりいらっしゃいました。

多国籍な人々が往来する銀座で、ファンケルの労働問題について関心を持っていただくことが出来ました。
 
企業体質や慣習を変えることが出来るのは、会社の自浄作用や内部コンプライアンス機関ではなく、社会の皆様の外側からのチカラしかないと今も感じております。

私の案件は、団体交渉が平行線のまま決裂しております。

これからも、続けて様々な社会発信等を広く行っていき、ファンケルには社会の皆様の声を取り入れてよく考えて欲しいです。

企業側にもその準備が整い話し合いが可能な状況になり、再開の目処がたちましたら、団体交渉を行いたいと考えております。
 
<最後に>
私と同じような悩みを抱えて、悔し涙を流されている方々、悔しくて仕事を辞めてしまいたいと考えている方々、そして病になってしまった方々へ。
 
不満や愚痴を言うだけでは、企業は変わりません!

「権利主張・権利行使」をしなくては、企業側に搾取されて、病んでしまうだけです。
 
理不尽だと思えることがあり悩んでいるのでしたら、私たちと一緒に声をあげ、まず一歩踏み出すところから始めてみましょう。そうすればきっと変えることが出来ます。
そのお手伝いをするのがユニオンのメンバーです。
私たちは、「みんなが普通に暮らせる社会」を実現することを目指しております。
 
⚫️相談窓口など

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