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ブラック企業ユニオン

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ブラック企業ユニオンの活動をまとめたマガジンです。
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#シグマロジスティクス

コカ・コーラ下請シグマグループとの交渉が開かれました。

 去る12月1日、自販機産業ユニオンは、コカ・コーラ下請けシグマグループ(シグマロジスティクスおよびシグマベンディング)との第三回交渉を行いました。  これまでも不誠実な対応に終始してきた会社ですが、今回の対応はそれにも増してひどいものでした。 〇「コロナでもオンライン交渉はできない」(シグマグループ)  昨今の社会情勢も踏まえ、私たちは今回の団体交渉をオンラインで開催するよう提案しました。3週間以上前のことです。会社も当然応じてくるだろうと考えていたのですが、会社は開催日

コカ・コーラ下請の飲料自販機会社・シグマグループとの団体交渉(6/23)と裁判提訴・記者会見・本社前抗議行動(6/29)のご報告

1、第二回団体交渉(6月23日) ○企業としての責任を放棄するシグマ  昨今の情勢を鑑み、長らく団体交渉の開催見合わせていたコカ・コーラ自販機下請けシグマロジスティクス・シグマベンディングサービスとの第二回団体交渉を6月23日に実施致しました。  これまでの要求事項に加え、この間に大田労働基準監督署から4項目の是正勧告がロジスティクス大田営業所に対してなされていたため、それを受けての会社としての取り組みを確認しさらなる改善を促す予定でした。 しかし、会社は、 ・提出を事前

自販機産業ユニオンは、自販機業界各社(26社)に、コロナ感染症の対策とルートセールスの賃金保障を要請しました。

 現在、自販機業界でも世間と同様に、新型コロナウイルスでの営業所の3密や、通勤・勤務での感染が懸念されています。  また、売上も過去に類を見ないほど減少しており、残業カットの動きが始まっていて、これから残業カットや一部休業などによって手取り額の減少が発生する懸念があります。  そこで、自販機産業ユニオンは、自販機業界26社に要請書を送りました。要請先は、次のとおりです。 株式会社ジャパンビバレッジホールディングス、大蔵屋商事株式会社、シグマベンディングサービス株式会社、

1月16日、コカ・コーラ系自販機オペレーターのシグマベンディングサービスとシグマロジスティクスとの団体交渉が始まりました!

 1月16日、コカ・コーラ系自販機オペレーター・シグマベンディングサービスとシグマロジスティクス社との第一回団体交渉が行われました。  ユニオンからの要求は大きく4つです。 1、不当労働行為について抗議し、謝罪と改善を求める 2、未払残業代の全額支払いを求める 3、資料の提出を求める 4、労働時間短縮・業務量削減を求める  要求に対する団体交渉での会社側の対応・回答を紹介します。 1、不当労働行為について 〇労働組合について「余計なことを言わず相手にしない」と指導する会

コカ・コーラ系自販機オペレーターのシグマベンディングサービスのルートセールスマン4名が自販機産業ユニオンに加入し、会社に団体交渉を申入れました!

 私達はコカ・コーラの協力会社であるシグマベンディングサービス株式会社に勤めるルートセールスマンです。  昨年12/28に長時間労働や有休取得に関する環境改善と休憩未取得分・未払い残業代の支払いを求めるため、浦和支店から4名が自販機産業ユニオンに加入した旨を通知すると共に、会社に対して団体交渉の申し入れを行いました。  申し入れはあらかじめ浦和支店責任者に入室の了承を得てから事務所で行いました。  責任者は私達の申し入れに耳を傾ける一方で「自分の一存では決めかねる

自販機産業ユニオンは、10月29日にジャパンビバレッジ社(以下JB)との団体交渉を行いました。

 今回の交渉では前回から引き続き、ゴミ回収の外注化、タイムカードの導入、休憩未取得の改善、東京駅支店で労基署から出された是正勧告についての交渉をしました。 ●ゴミ回収の外注化  前回の交渉に引き続き要求を行いました。前回の交渉後にJBから届いた回答は“以前からゴミ回収の外注化を検討しているが、現時点(回答日)では結論に至っておりません。”というものでした。  また、ゴミ回収の外注化のテストを行おうとしているが、エリア・期間などはまだ決まっていないとの返答があり、11月中には

自販機産業ユニオンは、先月の環状7号線でのルートドライバーの死亡事故をうけ、自販機ベンダー各社に対し、幹線道路沿いの自販機ロケの安全対策について公開質問状(要請書)を送りました!

 先月2日、東京都世田谷区の環状7号線で、自販機のルートドライバーが飲料を補充中に、トラックにはねられ死亡する重大事故が発生しました。  私たち自販機産業ユニオンは、多くのルートドライバーが、今回の事故現場と同じような交通量の激しい幹線道路沿いで飲料補充をおこなっており、同様の事件が再び発生しかねないと危惧しています。  同じ自販機業界で働く仲間が、これ以上事故で倒れることがないよう、自販機ベンダー各社に対し、幹線道路沿いの自販機ロケにかかわる安全対策を講じることを要請し

ジャパンビバレッジに対して熱中症防止のための飲料の追加支給を要求しました!

 自販機産業ユニオン(総合サポートユニオン・自動販売機支部)は、以下の通り、ジャパンビバレッジに対して熱中症予防のための飲料の追加支給を要求しました。 ***** 要求書 前略  足立支店、中央支店など複数の支店において、福利厚生の飲料が切れてしまっています。熱中症防止のため、飲料が切れてしまった支店については、速やかに追加の支給をお願いします。本件については、労働者の安全対策上、喫緊の課題でありますので、8月9日(金)までにご回答ください。 草々

ジャパンビバレッジさん、もうブラックはやめて〜ジュースを60本飲んで、休憩1時間??

いまジャパンビバレッジとブラック企業ユニオンとの間で問題になっているのが、過去、休憩が取れていたのかどうか。 ユニオンができる前、ジャパンビバレッジ東京駅支店では、息をつく間も無いほどの過密労働がありました。少し体の動きを止められるのは、エレベーター待ちのみ(もちろん、エレベーター待ちは休憩時間ではない)。本当に辛い労働がありました。 しかし、有給チャンスメール騒動や、順法闘争、ストライキと、会社に誠実な対応を求めて行動を重ねた結果、会社はやっと休憩について聞き取り調査を