オリンピックの歴史

2月4日から2月20日まで、北京オリンピックが開催されました。
テレビで見た、という人も多いのではないでしょうか。

ところで、このオリンピックはいつ、どこで始まったのでしょうか?

近代オリンピックのルーツとなったのは、古代ギリシャで紀元前9世紀頃に行われていた、「オリンピア祭典競技」であるとされています。これは、全知全能の神・ゼウスを始めとする神々を崇拝するための宗教行事でした。

オリンピック初期の競技は「競争」の1種目だけでしたが、後に競技が追加され、レスリング、幅跳び、円盤投げなどの競技が加わりました。

しかし、時代の移り変わりとともに古代オリンピックは衰退し、393年に開催された大会を最後にして、古代オリンピックは終焉を迎えてしまいます。

約1500年後。フランスのクーベルタン男爵が、オリンピック復活の構想を掲げます。そして、1896年、古代オリンピック発祥の地・アテネで第一回近代オリンピックの開催が決定したのです。

その後、様々な紆余曲折を経て、現在のオリンピックへと繋がることになります。
オリンピックの歴史には、人類のロマンが詰まっていると言っても過言ではないのではないでしょうか。

次回のオリンピックは、2024年、パリでの開催が決定しています。
安心してオリンピックを迎えられる時代が戻ってくることを願っています。