面倒な米津オタクの2023年「空想」レポ 〜参加前&グッズ編〜
前回参戦した「HYPE」から約3年。とうとう4月27日の城ホ二日目にライブ参戦ができました
参加前の心持ちと準備
前回の「変身」ではSTRAY SHEEPにあったシリアルコードも含めて応募したのに落選してしまいめちゃくちゃ凹みつつ、「でもHYPE行けなかった人も居たんだし今回はその人達に譲ったってことで…」と血涙を流していたけれど、今回は無事当選！！
三年ぶりに姿を見れる&今回は恐らく、今までずっと長い前髪で隠されてたそのかんばせがついに！見れる！！！（いつかの時、SNSで「右目が公開されてる！」と一瞬話題になったけど単に左右反転されてただけだった事件があったのを思い出した。それすらももはや懐かしい）
となってきたら、準備はバッチリして行きたい。
米津のライブ参戦の為に必須な「身分証明証（運転免許証など）」「スマホ（電子チケット表示の為）」はもちろん、アプリを使ってグッズ購入の整理券の入手。
整理券は配布開始後の5時間後位に入手したけれど、既に良い時間帯のは配布終了していたので12時ので入手。
服装はLADYのPVで米津玄師が着てた服っぽいコーデも良いな〜と思ったけれど、せっかくならライブグッズオンリーコーデにするか！！と思いグッズコーデに。
グッズ観について
ところで自分は城ホライブの数日前からめちゃくちゃ＃米津玄師2023TOUR空想グッズ #米津玄師2023TOUR空想 で調べまくって、サイズ感や使用感を延々とチェックしていた。そして買う、買わない判定をして購入するものを絞りまくっていた。
だって欲しい！と思ったやつ全部買ったら5〜6万位いくんだよ……？？？？
贅沢な悩みだけど、今回のツアーはグッズがめちゃくちゃ多い。そして魅力的なグッズも多い。実際自分が物販で買い物した時、隣の人は両方共4〜5万位買ってた。ノベルティのショップバックに沢山詰めて、ガチャのカプセルを回収ボックスに入れに行っている人も何人も見かけた。
けど、完全に個人的な話だけれど。買った後に買わなきゃよかったと後悔する自分が現れるのが怖かった。
話は米津玄師から脱線するが、自分はとある漫画・アニメのジャンルで「推しのグッズが増えて欲しいから公式に少しでもお金落としたい！」と思い、ちょっと気になる位の琴線への触れ方でもグッズを買い公式へ貢ぐタイプだった。（生活に支障が出ない範囲で、というのは心がけてた）
けどその結果、「どこに需要あんねん」みたいなグッズが大量に販売。そして超人気キャラ2人のグッズばかりが出る。
自分もその超人気キャラ2人は大好きだった。だがその作品全体も大好きだった。向こうも商売なのだから仕方ない。けれどその時勝手に「グッズ化して欲しいならもっと他のキャラまで買わないといけないのか」「でもそれで安易に買っていくと、欲しくもないグッズまで買わないといけないという強迫観念に陥るのでは無いか」
という不安感に襲われた。
そして今まで買ってきた、欲しくて手に入れた筈の煌めいていたグッズが途端に色褪せてしまった。
グッズは決して安くない。オタク特有の言い回しである「1万円札出したら確定でグッズが手に入るから実質タダ」は、狂気と熱気に包まれている時だからこそ言える。
でも大体の人間は、永遠にその狂気と熱気を抱えて生きていけはしない。
色褪せてしまったグッズに自分はいくらお金をかけたのか。中古ショップでグッズを売ってお金を手にした瞬間「買わなければよかったんじゃないか」という思考が否が応でも過ぎる時がある。その瞬間が、自分は苦痛でたまらない。
話を米津玄師に戻す。
米津玄師を好きになったのは6年前。ハチを好きになったのは14年前。人生の半分以上が経った存在とこれからも付き合っていくにはある程度の距離感が必要だと思っている。
だからこそ「買わなければよかったんじゃないか」と思いたくない為に、自分が欲しいものだけを厳選して、大切にずっと手元に置いておきたい。
そう思ってた筈なのにいざ現場へ行ったらめちゃくちゃ買ったっていうね！！
今までの長い前置き何？？？って感じだけど、買ったものは全てTwitterや公式Instagramの着画イメージを見て、「買わないと後で買っておけばよかったって後悔しそう」と思うものだけ購入。
購入したグッズとサイズ
・努力未来トラックジャケット（L）
・母と子（M）
・母と子 朝T（L）
・LADY T （M）
・空想ねこちゃんT 白（M）
・空想メッシュリュック
・空想アームバック（カーキ）
・空想サンダル
・リイシュー電話ストラップ（黒）
・空想ブレス（青、緑）
※自分のステータスは170cm
Mサイズのはシャツインにする、あるいはオーバーサイズじゃない方が可愛いかな？という判断。後母と子の黒い方は、大きすぎると切れ目部分からあまり肌が出ないと聞いていたのでMに。それでもサイズは若干大きめ。よければ参考までに。
同行してくれた友人に手伝ってもらいながら、心をときめかせつつショップバックに詰めてた感覚は忘れられない。
この判断がいつか後悔する時が来るかもしれないけれど、今まで買ったせきつい君スウェットも、HYPEリュックも、ライブのTシャツもユニクロコラボTシャツも、他のグッズも全部全部大事に使ったり飾ったりしている。
そして使うたびに、満足感がある。米津グッズを飾ったコーナーを見るたびに目元が緩む。何より現地でとても嬉しそうにグッズを買って、身に纏っているファンの人達があまりにも眩しかったから。
なら、自分だって欲しいグッズは買っても良いんじゃないかな。と思えたあの瞬間、自分の中で何かが許せた気がした。
グッズ観の補足
とはいえ、もしこのnoteを見てくれた人で「ファンなら沢山グッズ買わなきゃだめでしょ！」「みんなが買ってるから自分も買わなきゃ」と思っている人がいたら、こういう考え方もあるんだなと思ってもらえたら嬉しい。
私の考えが正しい、その考えは間違ってる！って思うのはそれこそ個人の自由だからここまで読んでくれた人で「なんでグッズの購入でそんな複雑に考えてるの？面倒臭」って思うのも、勿論自由だしそう思ってもらって大丈夫。
（とはいえその「考え」を押し付けるのは相手の自由を奪うことになるけども）
本人が楽しくて、なおかつ人に迷惑がかから無いないのなら何も問題ない。けど折角見つけた「趣味」が「義務」になり、生活やメンタルをすり減らすものにならないようにだけいてほしいなと祈るばかり。
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