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【運用型広告】美容クリニック様の店舗集客の改善事例

皆さんこんにちは。株式会社SGPの執行役員の植田です。

本日は、弊社でお取り組みをしている美容クリニック様の改善事例についてまとめさせていただきました。

今回の記事を読んでいただきたい方

・Web広告がどれくらい売上に貢献しているか分からず、代理店様とのコミュニケーションがうまくいかない方。
・美容クリニック、美容室、飲食店等の店舗ビジネスを経営されている方。


※クライアント様の秘密保持のため細かいKWや具体的な設計については記事内にて記載を行いません。ご了承ください。

目次

お取り組み前の課題点
どうやって広告パフォーマンスが改善されたのか
改善施策によって生まれた成果
まとめ

お取り組み前の課題点

今回の事例のお客様は弊社とのお取り組みの前に、既に広告代理店を活用してリスティング広告でWeb集客をされている方でした。

運用型広告と実際の店舗予約の紐付けが出来ておらず、正確な評価が出来ないという課題点を抱えられおり、また投資した広告配信費に対してのリターンも小さく投資対効果が合っていないという状況でした。

具体的には広告管理画面上でコンバージョンの計測は出来るものの、実際の予約件数と差異があり、既存の代理店様とのコミュニケーションもうまくいかず改善が進まないという状態です。

どうやって広告パフォーマンスが改善されたのか

まず、初めに弊社からご提案をさせていただいたのが実際に予約が入った日時を確認するために、顧客管理ツールの閲覧権限を共有いただくということです。なぜなら、最も課題だったのが広告に対しての評価が出来ないという点だったからです。

弊社、SGPが最も重要視いるポイントは広告配信によるお客様の売上/利益の最大化です。その中で広告管理画面と実際の顧客管理ツールの実績が乖離しているというのは非常に問題点でした。

その後顧客管理ツールの権限をいただき弊社の中で管理ツールの仕様を分析を行いました。結果として、予約管理ツールの仕様上サンクスページに広告タグが埋められないという仕様上の問題点があることが分かりました。広告配信用のLPと予約ページのドメインが異なっており、予約ページにタグの設置が出来ないという仕様です。

すぐに弊社からお客様へ仕様についてのご説明を行い、ある評価方法を提案させていただきました。

それが、LPから予約ページへ遷移させる際にタグを発火させるように設定を行い、遷移した日時と実際の予約日時を突合するという方法です。

一見すると、非常に手間がかかり、第三者ツールを利用する現在のトレンドとは大きく異なります。

ただ、一番重要なのは広告からどれくらいの予約が発生したのか?それによって売上が伸びたのか?というポイントです。

そのためたとえアナログな方法でも、広告からどれくらいの予約・売上が発生したかを把握する必要がありました。

結果として、広告管理画面からの予約ページの遷移率/予約決定率を明らかにすることができ、それによって広告管理画面上でどこまで投資を行っても良いのか?ということを明らかにすることが出来ました。

その結果、どれくらいのCPCで入札するべきなのか?どのエリアへの配信を強めるべきなのか?といったことが明確になり、前任の代理店様では出来なかった、リスティング広告によってどれくらいの予約・売上が生まれたのかを評価する体制を確立することが出来ました。

改善施策によって生まれた成果

顧客管理ツールと広告管理画面を突合することで、リスティング広告によってどれくらいの予約・売上が生まれたのかを評価するという体制を確立。結果としては

お取り組み前 CPA¥40,000 ROI不明
お取り組み後 CPA¥20,000 ROI150%

上記のように改善。ただいま外出を控える方が多い中でしっかりと広告から予約を獲得することができ、また広告費がどれくらい売上に対して影響があるかを評価出来るようになりました。今では継続的にお取引をさせていただいており、弊社の大事なパートナーの一人です。

また、この事例から学ばせていただいたこととして広告のアカウント設計や訴求も重要ではあるが、重要なこととしては正確な評価を行える計測状況を作りあげるために努力をするということです。

昨今では様々なツールがあり、正確な計測を行うことが出来るようになってきております。ただそういったシステムを導入出来ない事情があるお客様がいらっしゃるのも事実です。その中で諦めずに正確な評価体制の構築を行うための努力が非常に重要だと感じております。

まとめ

本事例では流行りのWeb広告との相性が良くない顧客管理ツールでも、諦めずに評価を行うための体制構築を行なえたことが成果改善のためのきっかけとなりました。

また、こういった事情からWeb広告に対しての評価を行えず、適切な改善を行うことが出来ない事業者様も少なくないと思われます。ただ、諦めずにこの評価体制の構築に対しての努力を行えば必ず改善のきっかけを掴むことは可能です。

本事例のまとめ
①Web広告では管理画面と実際の顧客管理ツールの突合は不可欠
②第三者ツールを利用せずとも顧客管理ツールとの突合は出来る。
③成果を出すためのアカウント設計・訴求軸の考案と同じくらい評価を行うための体制づくりも重要。

こういったお悩みを抱えられている事業者様からのお問い合わせも、お待ちしております。

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