夜空を見上げて 祈り捧げた
流れ星でも来ないと 間が持たない
だけど何も見えない 都会だからか?
僕の目がずいぶん悪くなったからか
うつむく僕の隣でちょっと 君は微笑んでたよね
何も語らず握るその手が 僕に教えてくれたこと
何にも見えない闇も怖くなくなった
簡単なことだった 君がそこにいればよかった
街の灯りがともっていく度 僕の影は色づいて
君の形と同じだったから ムリヤリ笑ってみせたよ
夜空を見上げて 少しぼやいた
真っ暗なほうが僕にはよく見えたなあ
何にも見えないくらい遠くまで行けたら
散々なことだけ置いてくこともできたけど
何にも変わらない僕らの世界は
今日も不完全なまま廻って 君と僕を乗せていく
明日をまた連れてくる
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