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#ミナホネクストジェネレーション

こんにちは。またミナミホイールの話をします。

いつまでも余韻浸ってるのもどうなんという話ではあるんですけど、また別のストーリーがありまして。それが「#ミナホネクストジェネレーション」です。

僕たちにミナミホイール内定の連絡が来て、発表に至ったのが8月の半ば。
ずっと目標にしていたイベントに出られるていうので浮き足立った気持ちになる一方で、僕らのような草の根バンドが出て行って、一体なんになるのか?という気持ちもありました。僕らみたいなのが初出場で中央から離れた会場にされたらしょっぱいやろうな〜〜、、という心配がずっとありました。(フタ開けてみたらたくさん来ていただいてたので本当に感謝です)

こういう時、もう僕らのようなバンドができることは、2ヶ月間めちゃくちゃ練習して上手くなることと、とにかく宣伝のために「バズを仕掛けること」なんですよね。つまりバズを狙いにいくことなんですけど、一般的にバズった!みたいなのって、とにかく数が伸びてることじゃないですか、いきなりSNS講座みたいになってるけど。そうなると、いいねとかリツイートとかしてくれる人の数が必要なんですよね。
そこで、仲良くしてくれそうなバンドに声をかけて、人海戦術でバズを起こそう!!と考えます。ベリバさんのいつもの手口です。
1つのバンドだったらせいぜい4〜5人と知り合いがジタバタして終わりですけど、5組くらい引き込んで@つけてツイートしてたらみんなリツイートかなんかして、なんとなく面白いことになってるな〜くらいにはなるやろ!という算段ですよね。コロナ禍以前に「#ファインドミー2019」というプロジェクトもそれでした。

昔の記事を引っ張ってきてみたけど、これはただの感想。

さて、ミナミホイールに出るからには出演するバンドで手を組もう、ってことで、方々に声かけさせてもらいました。ライブに足を運んでみたり、イベントで一緒になった時にゴリ押ししてみたり、声かけたバンドからバンドへさらに声かけてもらったり、、で、全部で8バンド集まってくれました。それはもう、奇跡的に。自分達も自分達をプロデュースすることでかなり忙しいのに、こんな思いつきによく賛同してくれたなって、本当に感謝しております。

Dufferinは、僕が入る前からの付き合いがあるみたいで、お互いメンバー変わって紆余曲折あって今、肩を並べています。全然違うジャンルで戦ってるけど、実は目指してるものが近い気もする。

Ms.PROTEINは、活動再開してからよく対バン当たってて、曲の良さ歌の良さは間違いないことがわかってました。あと女の子にモテる。演奏も実際見たらわかると思うんですけどすごくていねいなんですよ、だからときめくんですよね〜

気づいたら劇団は、もう言うことないでしょ。笑
どうしても違う世界の人々なんだけど、こちらも対バンよくしてて、もちろんみんな人懐っこいのも知ってたしで、参加してくれたら話題になるな〜と思って、ライブ見に行って直接誘わせてもらったな。ぱっと見のインパクトすごいと思うけど、実は歌詞とかめっちゃいい

aiwoは、直接の面識はなかったんですよ。Ms.PROTEINのあたぎくんが声かけて賛同してくれて。どんなバンドなんだろ〜って聞いてみた時に、曲が輝いて聞こえたんですよね。青春っぽさのキラキラ感なのか、儚いから美しいみたいなそういうのなのかわからなかったけど。誘って間違いなかったなと思いました。

ドットルームは、僕らより全然長いことバンドやってるんだけど、かなりジャンルも近いし、ギターは良いし、それでいて歌はめちゃリスペクトしてるバンドなんです。ミナホ出るって聞いてすげえ嬉しいくなったんですよね〜。ライブで一緒になった瞬間に声かけました。

エリネア、いやエリネアも一緒に出られるのすごく熱いよ、ほんとに。僕がバンド入った時と同時くらいに活動が始まって、アプローチは違うけどすぐそばで活動が続いてるのを知ってたから、第三弾発表で追加になった時即LINEした。笑

そして三四少女、大注目のダークホースですよね。活動期間1年未満?半年?くらいのときに対バンしてて、その次にはミナホ出演決まってて、ビビり倒してそのまま誘いました。ミナホ前評判の時点で結構話題になってたから誘うっていう、悪い大人の魂胆もあったけど笑、純粋にハネてほしいというガールズバンドおじさんみたいな魂胆で誘わせてもらいました。

コミュニケーション弱い私ですが、MP使ってLINEグループ作って、MP全開の魔法を使うがごとく、大見栄きって「みんなで協力して会場をパンパンにしよう!!!!!」みたいなこと言ってみたんですけど、やったことといえば、それっぽいWebサイトに音源載っけて「聴けるよ〜」ってしてただけなんですよね。

あとそれっぽい紙配ってみるとか。CDは受け取っても聴くチャンスとかがないかもな〜〜と思って、QRコード印刷した紙にしました。

本番前の仕事終わりでツイートしててテンションがだいぶおかしいですが、こういう感じのやつです。
この紙が、受け取ってくれた人はわかると思うんですけど、ちゃんとポストカードのサイズと厚みなんですよね。みんな「CD配るってのもな〜」と思ってたみたいで、チャッと聞いてもらえる形式にしてとりあえずよかったです。

本番始まるまでの間に話題性がつくれたらいいなと思って始めたものの、ファインドミーの時ほど騒いでる感出せなかったな〜とは思います。
もちろん世の中的にまだみんなが様子見なところがあって、いろんなライブハウスやスタジオに足運んで置いといてもらうとか、そういうことがまだうまく出来ないってのもあります。あとWEBで発信するのはお手軽ではあるけど、「だから?それで?」っていうところに繋げられなかったな〜ってのがあって。そこは僕の計画が甘かったんですけど、本番に至るまで「ミナホ、BIGSTEP出るぐらいのバンド以外結構寒い感じになってないかなぁ〜〜」と思ってました。
作業は主に僕がしてたので、WEBサイトでバンドが追加されるたびに、僕がTwitterで大声出す感じにして、みんなでRTやいいね押してもらって、すごく協力してもらってはいたんですけど、みんなはみんなでそっからネクストジェネレーションをどう宣伝したものか、、ってなっちゃって、そこまで考えに入れないとダメだったな〜〜と反省しつつ。
で本番の日を迎えたわけですね。

でもですよ。いざ本番始まったらみんなすごかったんですよ。マジで。

気づいたら劇団とかはBIG STEPの前でめちゃくちゃ光った装飾つけてて、それだけで人が集まってきてていいな〜と思いました。



ライブ外もですけど、実際の自分達の出番になった時の気合がすごかったんですよね。協力してくれたバンドたちの出番は可能な限り見に行ったんですけど、とくにドットルームがめちゃくちゃよかったんですよ。

ドットルーム、1日目の早い時間帯で、しかも心斎橋FANJ(イーストエリア)なのでお客さんが足を伸ばしてくれるか心配してたんですけど、演奏時間の後半になるにつれてお客さんが増えていって、たぶん最初の人数の1.5倍くらいになってたと思います。
カード配った効果も多少はあったんかなと思いました。けどそれ以上に、いつもそつなく、キレイにやってる感じのドットルームのライブがこの日ばかりはほんとに情熱的で、ドラマチックで、めちゃグッときたの覚えてます。あの日初めて見た人はもちろん、それなりにドットルーム応援してる人ももっと好きになったんじゃないかなと思いました。

そのあとはaiwoかな。これはさすがの貫禄で、たぶんaiwoは平均の熱量が高いバンドなんだと思うんですけど(その後何回か見て実際そうだった)、結構埋まってた心斎橋VARONのフロアをガッツリ持っていってました。初めて見たバンドからちゃんとパワーもらえた〜って思ったのは初めてだったかも。

で三四少女。これほんとにやばかったですよ。AtlantiQsはキャパ少ないから酸欠になりそうなくらい人いたんですけど、PangeaとかBRONZEでも同じぐらいパンパンだっただろうなってぐらい。緊張してたと思うけど、キラーチューンの「シュガースーサイド」への入りが最強だったな。何回も言うけど伝説になると思った

2日目はMs.PROTEINがトッパーでAtlantiQsでした。これもメンバー全員ぶち上がってて、お客さんのことは置いといてぶち上がってて、それがすごくキラキラしてて、これも初見の人持っていきそ〜〜〜って思いました。よかった、、、あたぎくんのMCで「ミナホに出ることがゴールじゃなくてスタートのような……」ってことを言ってたんですけど、本当にミナホ初出場のマインドでこれを言ったんだとしたら凄すぎる。そうなんですよね、ミナホに出るって、一つの目標のようでスタートラインでもあるんですよ。これから俺たちすごいことになるぜっていう。歌も気合い入ってて情が伝わってきたよ。

ちょっと休憩(カード配り)して気づいたら劇団。
気づいたら劇団も、気合い入ったバンドに限って中央から外されていて、しかも出たことないライブハウスで、雨で、大丈夫かな〜〜って親戚のおじさん的な心持ちで見てたんですけど、なんのことはなくアッパーなライブしてました。何回も書くけど初見の人をどれだけ持っていけるかがミナホ出演バンドのこれからのキー何だと思うんです、そこに関しては劇団はもう天下一じゃないですか。「モーニングスター」で準備運動させてからの「HAMUMU」の振り付け(結構むずい)をしっかり仕込むあたりとか。
hillsパン工場って縦に長いフロアなんですけど、奥の方までしっかり埋まってました。すごい

で3日目はDufferinとエリネアが出てました。僕らも出番前でバタバタして観に行けてなかったんですが、しっかりとフロアのお客さんに音楽届けていけたんじゃないかなあと思います。BIGSTEP前とかでカード配ってて「おっ、Dufferin入ってるじゃん」とか「エリネアって聞いたことあるな」みたいな感じの反応もあって、耳が速い人のところにはちゃんと届いてるんだって思えたので。それも自分の出番に向けて励みになったなー。

僕らのライブは前の記事の通りです。
トータル、反省点もたくさんあるんだけど、やってよかったなーという思いはあります。やらなかったらお互いに会場に足運んで〜とか、やってなかったと思うし、そのルートに入ってなかったら今ぜんぜん違う未来だろうなーと思います。前の記事でも書いたんですけど、何かしら頑張って、ちゃんと嬉しい形で結果が出たっていうのがほんとになかなかない経験なので、しっかり今後に繋げたいなーと思いましたね。協力してくれたみんなも、カードを受け取ってくださった皆さんも、ほんとにありがとうございました。ラブだぜ!

唐突に宣伝ですが、ベリーバッドアラモードは、10/28(金)に北堀江club vijonでライブします。このときネクストジェネレーションで共に頑張ってくれたDufferin、エリネア、Ms.PROTEINも出ます!これだけ熱く語られるバンドたちも含めて総勢10組、是非観にきてください。

続いて11/2(水)は南堀江knaveにて入場無料ライブです。2ドリンクでご覧いただけます。さらに!11/27(日)には気づいたら劇団のレコ発に出演します!!ついにHAMUMUが円盤で聴けるぞ!!!!

今のところ解禁されてる情報はこれだけなんですけど、これからもベリーバッドアラモードとミナホネクストジェネレーションのみなみなさまをよろしくどうぞ、俺たちのバンド活動はまだまだスタートラインですので、、

最後まで読んでいただいてありがとうございます。アディオス!

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