シェア
僕の背中にそっと君がさわったとき 棘が刺さったんだ きっと 気付かないうちに 大切に思われるたび 血だらけにさせてしまうんだ それでも君が好きだと 僕の姿じゃ 伝わってくれてないよな 刺さった棘の数だけ 君みたいな人間に近づけますように 君の言葉に ちょっと棘があったとき 当たり前に僕も きっと傷ついたんだろうな 君の瞳を覗き込んだとき 君に似た 僕の姿があった 人ですらないと思ってた ハリネズミのような気持ちでいただけ 手を伸ばし抱きしめてみた 血だらけで お揃い
赤いランプを一つ灯し 想いの丈を並べてみる 「君はどこだろう」見渡しても 暗がりの中分からなくて 読めない字で書いた言葉が 宙を舞ってゴミになる 宝物だったのに 街並みを染めてく夜にいつも塗りつぶされて 自分の色も見えないのに 君になりたかった 君の色を真似て見せてった 影かたちは君じゃないのに ただ求めていた 写真の中の僕はなんだか 違う気がしてる わかんないけど 誰かが見てる自分よりも らしく在るなら 真ん中から 一言だけじゃ不安だからと 何回も確かめる だからこ
「身体を少し軽くして バランスとって歩こうよ」 「座右の銘は君を縛る」「自由が過ぎれば人は去る」 …生きやすさの計算なら とっくに済ませてるよ でも誰にも聞こえない 声が響いているんだ あなたと過ごすとき以外は いないのと同じさ 不機嫌な顔して 優しくなれたらいいのにな ああ 猫の額ほどのハートで 流されたくはないけれど 譲れぬものはとくにない ほどよくしなやかな心 あるなら入れ替えてほしい 遠回りしてしまっては あの子をそねむけれど 僕だけしか知らないこと あると信
明日には変わらなくちゃ いいとこ 見せなくちゃ だけど うまくいかないもんだな ああ イヤな予感だけは いつも当たるからしょうがないや 何も気張らず 生きていたいのに 誰かの眼差し気になって 布団の中から出られない ホコリがたまっているこの心を 吹き飛ばしてくれないかな 君が僕にとってそうなんだ 何してたって気になってしまうんだ 相手にしなくていいから まず話聞いてほしい 君が好きで生きてられること 何でもないような顔して 胸の中パニックだぜ パニクってみれば君も笑
いわゆる、セルフライナーノーツ的な記事です。こぼれ話だと思って、読んでください。 1. ハリネズミの恋曲を作るときは、一つのアイデアをずーっと反芻して、いろいろ試して曲にして、メンバーに聞いてもらうってことが多いです。でもこの曲を作ったときは、最初から頭にメロディと、ギターとベースとドラムが鳴っていました。最初から僕の中でほぼアレンジが決まってたんですね。 会社の行き帰りの電車の中でドラムを打ち込んで、それに合わせてベースを弾いて、ギターを入れて。ギターソロとかも、最初にブ
今回もセルフライナーノーツという名のただのこぼれ話を書こうかなと思います。あんま需要ないっぽいですが… 1. キャットヘッドハートじつは、この曲はどうやって作っていったのかあんまり覚えていません。「ハリネズミの恋」よりも先に完成していたということ以外は覚えてないので、歌詞を見返していて思い立ったことを書いていきます。 やっぱり僕の半生、多分あんまフツーではないのかなと思うんですよね。いや、12歳くらいまではフツーでした。どうやらギターを手にした辺りからおかしくて、ロックン
「ハリネズミの恋」を最初に作った時のデモ音源です。 構成やアレンジはほとんど変わっていませんが、 宅録のこぢんまりした空気を楽しんでいただければと思ってます。 https://youtu.be/tlSrAjfgkgE