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初めまして、SGエンジニアリングです

初めまして、SGエンジニアリング株式会社と申します。
広島県広島市にて1988年に建築資材の卸販売業として創業し、1998年からコンクリート構造物の補修・補強業務・資材開発も行っています。

2012年に樹脂をコンクリートに注入することで耐久力を回復させる「IPH工法(Inside Pressure Hardening/樹脂注入による内圧充填接合補強)」の特許を取得しています。
本工法はコンクリート内部に存在する空気と注入樹脂を置換し、穿孔した穴の内部から放射状に樹脂を拡散することにより、末端の微細クラックまで充填することができます。鉄筋とコンクリートの付着強度を高めるだけでなく、高い防錆効果も得られ、経年劣化や地震等の災害で傷んだコンクリート構造体内部の耐力回復を実現します。

↓ 施工中の様子

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当該事業を開始から累計での実績は西日本中心に770件を越えます。橋梁、高速道路、鉄道高架橋、上下水道施設、地下構造物等の土木インフラの補修工事で活用されているほか、住宅基礎、外壁工事等の建築物でも活用されています。土木遺産の補修工事でも活用されています。

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橋梁、高速道路などの土木インフラは建設後50年が寿命とされています。国土交通省によると、土木分野では全国の道路橋は2033年には全体の63%がその目安に達します。また、厚生労働省によると、水道管路の更新も進んでおらず、法定耐用年数(40年)を越えた割合は13%に上ります。
政府も令和2年に採択された「国土強靭化計画」で損傷が深刻になる前に修繕する「予防保全」を掲げていますが、予算・技術者不足で特に市区町村では補修があまり進んでいません。 建設業では働き手不足も深刻化し、施工する作業者の安全性の確保も重要です。

IPH工法は樹脂と注入器、シール材を使った「壊さない」、耐久力を回復させる補修工事です。

① 「壊して作り変える工法」より安価(工期が短い、輸送費が安い等)
② 低騒音、低振動、粉塵の飛散が少ない工法であるため供用を妨げない
③ 使用材料の安全性が高く、周辺環境や施工作業者の安全を確保しやすい

の3つの特徴があります。
セメントなどの資材費は高騰が続き、解体に伴う産業廃棄物の処理コストも上昇を続けています。また、物流コストも上昇を続けていますし、作業者の安全性の確保も重要です。予算を抑制するには解体・作り変えありきではなく「壊さない」補修工事も検討が必要です。

弊社では、国土強靭化、インフラの予防保全に取り組む全国の建設コンサルタント会社や地方自治体、総合建設会社、専門工事会社等への工法の普及を強化しており、noteでもインフラ関連の情報発信をしていきます。弊社が取り扱う他の建築資材の記事も発信していきます。今後ともよろしくお願いいたします。

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