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打率3割

野球選手で打率3割というのはかなりのレベルであり、スゴイなと思います。

が・・・

1000回打席に立って、そのうちの300回をヒットしているわけであり、700回は悔しい思いをしています。

打率10割というのはあり得ません

が・・・

私たちは何かをするときに打率10割を目指そうとします。

プロ野球選手は、オフシーンになると自主トレーニングやキャンプを過ごし、実戦で試していくことを行います。

最高のパフォーマンスを出すために「準備」を行います。

そのうえで、本番の打席に立ちます。

それでも打率3割というのはかなりのレベルであり、1000回打席に立って700回は悔しい思いをしています。

ピッチャーが投げてから
慌ててバットを用意して
打ち方の本を読んだところで
打てるわけない

ということは野球の素人でも理解できることですが、日常の中でよくやりがちです。

万一打てたとしてもマグレであり、再現性はありません。

「準備」をどれだけ行ったとしても打率10割は難しいかと思います。

でも・・・

1回打ってみて上手くいかなければまた「準備」をして次に臨みます。

このことを「改善」と言います。

ずっと改善の繰り返しであり終わりはないと思います。

準備というのは、言い訳の材料となり得るものを排除していく。
そのために考え得るすべてのことをこなしていく。

イチロー氏の言葉

もうひとつ。
会議通訳者の長井鞠子さんの言葉です。

準備と努力は、裏切らない

「できるだけの準備をして臨みたい。
80%でいいや、と妥協するなんて嫌ですね。
準備したぶん、努力したぶん、きっと発言者の思いが伝わる通訳にできると信じています。」

会議通訳者の長井鞠子さんの言葉

ただし・・・

準備ばっかりして、本番の打席に立たなければ何も起こりません。

野球


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